元北海道コンサドーレ札幌の韓国代表GKク・ソンユン(27、金泉尚武)が、2021シーズンのKリーグ2(2部)最高の守護神に選ばれた。
Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は11月18日、ソウル上岩洞(サンアムドン)のヌリクムスクエアで「HANA 1Q(ハナワンキュー)Kリーグ2 2021大賞授賞式」を開催。
ク・ソンユンは年間ベストイレブンのGK部門に選出された。
兵役義務遂行のため、今シーズンから国軍体育部隊傘下のサッカーチームである金泉尚武(キムチョン・サンム)に在籍しているク・ソンユン。今季はリーグ戦18試合に出場して10度のクリーンシート(無失点)を達成し、チームの1部昇格に貢献した。
ク・ソンユンはリーグ全体で2番目に失点の少ない(36試合34失点)金泉尚武の守護神として立ちはだかった。攻撃面でも存在感を発揮しており、第14節の全南(チョンナム)ドラゴンズ戦では正確なパントキックから味方のゴールをアシストしている。
なお、2021年3月8日に入隊したク・ソンユンは2022年9月7日に除隊を予定しており、除隊後は前所属チームの大邱(テグ)FCに復帰する予定だ。
ク・ソンユンはベストイレブン選出に際し、「まだまだ足りないところの多い自分に賞をくださり感謝している。受賞の喜びは僕の前でプレーする10人の選手含むチームメイトとともにしたい。僕を信じて起用してくれたキム・テワン監督とGKコーチに感謝したいし、常に物心両面でサポートしてくださる後援会の皆様と、愛する妻にも感謝の言葉を伝えたい」と感想を伝えた。
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