元韓国代表パク・チソンが明かすマンU退団の背景「5試合連続出場なしは選手として辛かった」

2021年10月09日 サッカー #欧州サッカー

元韓国代表MFパク・チソンが、現役時代にマンチェスター・ユナイテッドを退団した理由を明らかにした。

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マンチェスター・Uは10月6日(現地時間)、パク・チソンが2012年にQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)へ移籍した当時に言及したインタビューを公開した。

パク・チソンは2005年にPSVアイントホーフェンからマンチェスター・Uに移籍後、2012年まで7シーズンの間活躍。プレミアリーグで4度、UEFAチャンピオンズリーグで1度の優勝を経験した。そして、2012年夏にQPRへと移籍した。

パク・チソンは当時を振り返り、マンチェスター・U退団を決意した理由をこう語っている。

「マンチェスター・Uでのラストシーズンで5試合連続欠場をしたことがあった。何の負傷もなかったのに5試合連続欠場と、過去にない唯一の経験をした。こうした状況が、僕に“もう終わった”という信号をくれた」

「負傷のない状況では3試合連続欠場が最大だった。ただ、5試合連続となると選手にとっては厳しい。だから、クラブを離れる時間になったと思った」

「クラブは僕が残留することを望んでいた。アレックス・ファーガソン監督とも話をしたが、何人かの選手は僕が去るとわかっていたはずだ」

(写真提供=ロイター/アフロ)パク・チソン

「ファーガソン監督とは良好な関係だった」

もっとも、マンチェスター・U退団は非常に難しい決断だったとパク・チソンは強調する。

「7年間プレーしたクラブを離れるのは難しいことだった。家族や友人も皆そこにいた。とても楽だったし、家のような感覚だった」

「それでも移籍を決めた。当時は31歳で、移籍できる最後のチャンスだと思っていた。選手キャリアも終わりつつあったし、移籍することはとても難しいことだった」

最後に、パク・チソンはマンチェスター・U退団時にファーガソン監督と交わした会話を明かした。

「ファーガソン監督は僕のことを理解してくれていたし、僕に手紙を書いてくれた。ファーガソン監督の指導を受けられたマンチェスター・ユナイテッドの選手だということに自負心を感じている」

「チームを離れるとき、ファーガソン監督とはあまり話をしなかったが、“幸運を祈る”と伝えられた。細かい話は手紙に書いてあった。ファーガソン監督の孫は僕がマンチェスター・ユナイテッドを去ることを望んでいなかったようだ。ファーガソン監督とは良好な関係だったので、ともに過ごすことができて嬉しかった」

パク・チソンは2012年にQPRへ移籍した後、翌2013年に古巣のPSVアイントホーフェンにレンタル移籍で復帰。2014年5月に引退を発表した。現在は韓国Kリーグ1(1部)の全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースでアドバイザーを務めている。

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