“犬肉ソング”はもうやめて…元韓国代表パク・チソンがマンUファンに呼びかけ「時代変わった」

2021年10月04日 サッカー #欧州サッカー

イングランドのマンチェスター・ユナイテッドで活躍したパク・チソン(現・全北現代モータースのアドバイザー)がマンUファンに、“犬肉ソング”と呼ばれる自分の応援歌を止めてくれと呼びかけた。

【関連】「飼い犬を違法屠殺した」韓国楊平郡で犬食パーティー糾弾の集会開く

10月4日(現地時間)、マンUが制作する「UTD Podcast」に出演したパク・チソンは、時代が変わり、人々の認識も変わったとし、ファンに自分の応援歌をもう歌わないようにと伝えた。

彼は「歴史的に韓国では犬肉を食べた。だが今は以前と大きく変わった。今の若い世代は犬肉を嫌う」と述べた。

“犬肉ソング”は、パク・チソンのためにマンUファンが歌う応援歌だ。歌詞には、「パク・チソン、君がどこにいても、君の国は犬を食べる。それでも賃貸住宅でネズミを捕らえて食べる、リバプールよりはマシだ」という内容が込められている。

パク・チソン

パク・チソンが今回、改めて“犬肉ソング”の禁止を呼びかけたのは、去る8月にファン・ヒチャンが入団したウルヴァーハンプトンとマンUの試合で、マンUファンがファン・ヒチャンに向かってこの歌を歌って騒動になったからだ。

パク・チソンは「マンUファンは夏の移籍市場を通じて韓国選手が入団したウォルヴァーハンプトンとの試合で、私の応援歌を歌った。15年前に私が感じたように、その単語に対して選手(ファン・ヒチャン)が不便さを感じたはず」と主張した。

続けて「犬肉を食べるという歌詞は当時からひっかかっていたが、そういった部分も、自分が適応しなければならない部分かもしれないと思った」とし、「当時、違和感に耐えようとしていただけの若い頃の自分に申し訳ない気持ちもある。また、自分のせいで“犬肉ソング”を今でも聞かなければならない後輩たちに悪い。もうあの歌を止めるべき時期だ」と付け加えた。

クラブはパク・チソンのインタビュー内容を紹介し、「彼の言葉を全面的に支持し、ファンが彼の希望を尊重することを望む」と伝えた。

なお、パク・チソンは2005年から2012年までマンUで活躍し、引退後は同クラブのグローバルアンバサダーとして活動したりもした。現在はKリーグ全北現代のアドバイザーを務めている。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集