日本サッカーと韓国サッカーの“至宝”が同じクラブで共演する可能性が浮上した。
『スポータルコリア』や『FOOTBALLIST』など、複数の韓国メディアが8月25日に報じたところによると、スペインメディア『スーペルデポルテ』が同日、「マジョルカがイ・ガンインの獲得を望んでいる」と報じた。
バレンシアとの契約が2022年に満了する韓国代表MFイ・ガンイン(20)は、ユース時代から過ごした同クラブを今夏にも退団する意向だ。
ただ、『スーペルデポルテ』によると、イ・ガンインはいくつかのクラブから届いたオファーを断ったという。そんななか、今度は日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカが興味を示したようだ。
同メディアは「イ・ガンインは数日前、グラナダとブラガからのオファーを断った。イ・ガンインはスペインで選手生活を続けたいと思っている。そんななかでマジョルカが動いた。マジョルカのルイス・ガルシア監督はイ・ガンインを望んでおり、バレンシアとイ・ガンイン本人の両方に公式オファーを送った」と伝えている。
イ・ガンインと久保はともに今月上旬まで行われた東京五輪に出場。韓国は準々決勝でメキシコに大敗しベスト8、日本も3位決定戦でメキシコに敗れ4位に終わった。
大会終了後、久保はレアル・マドリードからマジョルカへのレンタル移籍が発表。去る15日のラ・リーガ開幕節ベティス戦で後半から途中出場すると、続く22日の第2節アラベス戦では先発に名を連ね、後半33分までプレーした。
一方、まだバレンシアに籍を置いているイ・ガンインは、現在まで行われたラ・リーガ2試合でいずれもベンチ外となっている。
果たして、ともに2001年生まれの“日韓の至宝”が同じユニホームを着てプレーすることはあるのだろうか。イ・ガンインの今後の去就に注目が集まる。
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