「張本智和を破らなければ」と韓国メディア…卓球でも日韓戦、負ければ韓国はノーメダルが確定

2021年08月05日 スポーツ一般 #東京五輪

男子卓球でも日韓戦が実現した。

日本と韓国は来る8月6日11時、東京体育館で東京五輪・卓球男子団体3位決定戦を行う。勝負は五分五分で予測不可能との見方が支配的だ。

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韓国は準決勝にイ・サンス、チョン・ヨンシク、チャン・ウジンの3人で臨み、中国に0-3で完敗した。日本は張本智和、丹羽孝希、水谷隼でチームを構成し、ドイツに2-3で敗れた。

男子シングルスの世界ランキングを見ると、韓国はチャン・ウジン12位、チョン・ヨンシク13位、イ・サンス22位となっている。一方の日本は、張本智和4位、丹羽孝希16位、水谷隼20位だ。第1試合のダブルスは、イ・サンス&チョン・ヨンシクで臨む韓国が若干有利かもしれない。韓国はシングルスで上位ランカーである張本智和を破らなければならない。

(写真=聯合ニュース)イ・サンス(左)とチョン・ヨンシク

日本の張本は、ドイツとの準決勝で2度のシングルスをいずれも勝利した。世界ランキング7位のドミトリー・オフチャロフを3-1で、17位のパトリック・フランツィスカを3-2でそれぞれ破った。しかし最初のダブルスで水谷隼&丹羽孝希が、パトリック・フランツィスカ&ティモ・ボルに2-3で負けた。シングルスでは水谷隼がティモ・ボルに1-3、丹羽孝希がドミトリー・オフチャロフに0-3で敗れ、決勝進出に失敗した。

日韓の通算対戦成績は、韓国が11勝4敗と日本を上回っている。だが最近5年間の成績だけを見ると、1勝1敗で互角だ。2018年のワールドカップの4強戦では日本が3-2で勝ち、同年スウェーデンで開かれた世界選手権大会では、韓国が準々決勝で日本に3-1で勝利した。

日本は東京五輪を通じて、初めて卓球でオリンピック金メダルを獲得した。水谷隼&伊藤美誠が混合ダブルス決勝で中国を相手に、3-2の逆転勝ちを収めた。女子シングルスでも伊藤美誠が銅メダルに輝いた。

男女シングルス、女子団体戦でメダルを獲得できなかった韓国としては、男子団体戦は絶対に負けられない戦いとなっている。韓国卓球が東京五輪をノーメダルで終わってしまうかどうかが、8月6日の日韓戦にかかっている。

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