MLBでの2年目を迎えるカージナルスのキム・グァンヒョン、コンディション万全でいざアメリカへ

「多くの方々の助けでコンディション調整ができた」

米メジャーリーグのセントルイス・カージナルスに所属するキム・グァンヒョン(33)は2月10日、出国に先立って感謝のメッセージを伝えた。

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新型コロナの影響で対面でのインタビューは行われなかったが、映像を通してメッセージを送った。

キム・グァンヒョンは「新型コロナによって韓国では“社会的距離確保”がまだ2.5段階を維持している。5人以上の集合禁止命令も下されている状態なので、映像であいさつをすることになり申し訳ない」と切り出した。

韓国での自主トレで万全のコンディション

昨シーズン、自身初となったメジャーの舞台で成功を収めたキム・グァンヒョンは、オフには国内でトレーニングを積んでいた。帰国後は温暖な気候の釜山(プサン)と済州(チェジュ)で個人トレーニングを続けていたという。

キム・グァンヒョン

2020年は新型コロナの影響でアメリカのトレーニング施設が閉鎖されるなど、正常なコンディション維持が難しかったため、シーズン終了後も体調があまり良くなかったというキム・グァンヒョン。

しかし、韓国で完璧な準備を終えた彼は「周りにたくさん助けてもらった。新シーズンを戦える体を作ることができた」とし、支援してくれた人々に感謝の気持ちを伝えた。

カージナルス先発陣の一角として期待

新型コロナの拡大にもかかわらず、メジャーリーグ事務局は162試合体制で新シーズンを迎える予定だ。韓国プロ野球(KBO)の144試合よりもさらに多くの試合が組まれており、移動距離も韓国とは比較にならない。

先発陣の一角として期待がかかるキム・グァンヒョンには、体力的な負担が予想されている。それに備えて徹底的にコンディション調整を行ったキム・グァンヒョンは「コーチとともにオリジナルのルーティン作りに集中した。体力的にも何度も補強した」と自信を示した。

キム・グァンヒョン

応援を送るファンへの挨拶も忘れず「昨年は本当にお疲れ様でした。今年は早く新型コロナの流行が終了することを願う。もう一度日常に戻りたい。チームに復帰して、本当にかっこよく、力になれる選手になりたい。いつも応援してくださってありがとうございます。アメリカまで来ることは難しいと思うので、中継を通じて多くの応援お願いします。感謝する」と言って明るく笑った。

キム・グァンヒョンは2月12日にアメリカへと出立する。到着後は2月18日から行われるカージナルスのスプリングキャンプに合流し、本格的なシーズン準備に取りかかる予定だ。

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