リーグ・アン進出の話が浮上した韓国代表MFイ・ガンイン(19・バレンシア)を、現地フランスメディアは肯定的に評価しているようだ。
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5月12日、『ビーイン・スポーツ』フランス版はイ・ガンインのリーグ・アン移籍説に触れた。
マルセイユやニース、ボルドーからの関心が噂されているイ・ガンインは現在、バレンシアで厳しい状況にある。
自身を冷遇したマルセリーノ・ガルシア・トラル前監督が解任され、若手を積極的に起用するアルベルト・セラーデス監督体制下で出場機会の増加が望まれていたイ・ガンイン。しかし、シーズンが進むにつれて結果が重要視されるようになったことで、十分な出場機会を得られずにいる。
最も経験を積むべき年齢で実戦感覚が不足しているため、成長速度も心配されている。そこで、来る夏の移籍市場が開かれ次第、イ・ガンインはより多くの出場機会が見込める新天地を望んでいるという。
高い年俸によって完全移籍が困難であれば、レンタルを駆使しても他のクラブに移る可能性が高い。
『ビーイン・スポーツ』はこうした状況を説明すると、見出しでイ・ガンインを「金の延べ棒」「宝物」と表現。
バレンシアでの成長過程や2019年U-20ワールドカップでの活躍を挙げると、次のように評価した。
「イ・ガンインの創造性とドリブルスキルに多くのチームが関心を寄せている」
「イ・ガンインの多彩多能さと攻撃的な寄与能力が、チーム多くをもたらすことができる。フランスの複数のチームが、巨大なポテンシャルに投資しようとする背景はそこにある」
現在、イ・ガンインはバレンシアの練習に合流しシーズン再開を待っている。スペインのラ・リーガは6月中の再開をもくろんでいる。
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