いよいよ再開されるAFCチャンピオンズリーグエリート。川崎フロンターレは本日(2月11日)19時より、アウェイで韓国の浦項(ポハン)スティーラーズと対戦する。
両チームがACLで対戦するのは2009年のグループステージ以来、実に16年ぶりとなるが、浦項のキーマンとなる選手は誰なのか。今回は川崎Fが警戒すべき浦項の“刺客”を紹介しよう。
昨季より2年連続で浦項のキャプテンを務める左SB/左WG。母国ブラジルでのプレー、Kリーグクラブへのレンタル移籍を経て、2017年夏にレンタルで浦項に1度目の加入。以降、他クラブへのレンタルを経て2019年に浦項へ完全移籍加入し、アル・イテハド・カルバ(UAE)でのプレーを挟んで2022年より浦項で再びプレーしている。2019年と2023年のKリーグ1年間ベストイレブンで、2024年は候補にノミネートされるも選出されず。クラブ史上初の外国籍キャプテン。
ブラジル出身のボランチ。母国でのプレーを経て、2023年にフィゲイレンセから浦項にレンタル移籍。2024年1月1日に完全移籍加入が発表され、今季で浦項3年目となる。2023年、2024年と2年連続でKリーグ1年間ベストイレブンに選出。昨季リーグ戦では35試合3ゴール2アシストを記録。
新加入のブラジル人ウィンガー。母国でのプレーを経て2023年にKリーグ2の金浦(キムポ)FCに完全移籍し、2024年は同カテゴリーの忠南牙山(チュンナム・アサン)FCでプレー。リーグ戦36試合12ゴール8アシストの活躍でKリーグ2年間ベストイレブンに輝き、今年1月9日に浦項加入が発表された。2003~2011年に川崎Fに在籍した“フロンターレの太陽”ジュニーニョと同名。
元韓国代表のベテランウィンガー。3部相当の韓国セミプロチームを経て2012年にロシアのCSKAモスクワへ加入し、2013年よりKリーグ参戦を果たした異色の経歴を持つ。Kリーグでは複数クラブを渡り歩き、2016年に加入した蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ/現・蔚山HD FC)では2020年にACL優勝を経験。以降、2部ソウルイーランドFCを経て2023年より浦項でプレーしている。CSKAモスクワ時代に本田圭佑、ソウルイーランド時代に小林祐希とチームメイト。川崎Fとは蔚山時代の2018~2019年ACLグループステージで対戦したほか、2023年ACLグループステージで浦和レッズ相手に2戦1ゴール1アシスト、今季ACLEリーグステージでヴィッセル神戸に1ゴールを記録している。
2012年ロンドン五輪銅メダルを経験した元韓国代表ウィンガー。2012年にジュビロ磐田でプロデビューし、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎と渡り歩いてJ1通算67試合5ゴール、J2通算45試合2ゴールを記録。以降はKリーグ2の3クラブを経て、2023年より浦項でプレー。2023年のKリーグ1アシスト王(26試合4ゴール8アシスト)で、昨年12月31日に浦項との再契約が発表。川崎FのGKチョン・ソンリョンとはロンドン五輪のU-23韓国代表でチームメイトで、現在も韓国プロサッカー選手協会でともに理事を務める。
なお、浦項はホームで日本勢に通算5勝3分と一度も敗れたことがない。果たして長谷部茂利新監督体制の川崎Fがジンクスを破る第一号となるのか、浦項のさらなるチーム情報はスポーツ動画配信サービス『DAZN』で要チェックだ。
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