ストレート勝ちの日本と対照的に、女子バレー韓国代表がネーションズリーグ初戦で“ストレート負け”を喫した。
韓国(世界ランキング35位)は6月5日(日本時間)にブラジル・リオデジャネイロで行われたFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)第1週の初戦で、ドイツ(同12位)に0-3(17-25、15-25、21-25)と完敗した。
出場18カ国のうち最下位が翌2026年のVNL出場権を失うため、「残留」を今大会最大の目標に掲げている韓国。チームを率いるフェルナンド・モラレス監督は目標達成へ「最低2勝」を掲げているが、この日はドイツの“高さ”を前に大苦戦を強いられた。
特に、ブロック数では「1対18」と圧倒的な差を見せられた。ドイツの主将でミドルブロッカーのカミラ・バイツェルは、195cmの長身を武器に両チーム最多となる16得点を記録したが、そのうち8得点がブロックによるものだった。
一方、韓国はユク・ソヨン(23、IBK企業銀行)が7得点でチーム最多得点を記録。イ・ソヌ(22、正官庄レッドスパークス)が6得点で続いたが、1セットも奪えずに試合を終えた。
なお、カナダ・オタワで第1週を戦う日本(同7位)は、初戦でオランダ(同9位)に3-0(25-17、25-15、25-16)のストレート勝ちを収めている。
翌6日の2戦目では、韓国がイタリア(同1位)、日本がセルビア(同10位)と対戦する。
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