キ・ソンヨン(31・マジョルカ)とリオネル・メッシ(32・バルセロナ)の再戦は惜しくも叶わなかった。
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去る3月7日(日本時間)のラ・リーガ第27節エイバル戦、後半37分に久保建英(18)と交代しスペインデビューを飾ったキ・ソンヨン。10分程度に満たないプレータイムだったが、実戦でのチーム適応を始めた。
そして、来る15日にはラ・リーガ第28節でバルセロナをホームに迎える予定だった。バルセロナ戦はキ・ソンヨンにとって2試合目のラ・リーガであり、ホームのマジョルカファンに挨拶する良い機会だった。
また、かつて韓国代表として2010年南アフリカW杯に出場したキ・ソンヨンは、グループステージのアルゼンチン戦で相手したメッシとの再会を夢見ていた。
10年前、キ・ソンヨンは当時から世界的スターであったメッシを防ぎきれず、1-4で大敗した。メッシはこの韓国戦での4得点すべてに関与する活躍を披露した。
メッシをシャットアウトすることが当時ホ・ジョンム監督が率いた韓国代表の最優先課題だったが、実際にメッシと相対したキ・ソンヨンは、チームメイトがやられたのと同様に突破を許してしまった。
結局、アルゼンチン戦で先発出場したキ・ソンヨンは、ハーフタイムでキム・ナミル(現・城南FC監督)と途中交代した。
惜しくもキ・ソンヨンとメッシの10年ぶりの再会は次の機会に持ち越しとなった。
ラ・リーガ事務局は、3月12日にリーグの中断を発表した。新型コロナウイルス感染症が拡散する状況で、これ以上リーグを強行することは不可能と判断したのだ。
事務局は「最低でも2節は中断する計画だ」と言及しているが、今後中断期間が延びる可能性も大きい。
マジョルカ対バルセロナの試合日がいつ確定するかは定かではない。
当分の間、キ・ソンヨンはトレーニングに集中しリーグの再開を待つ見通しだ。
同時に、欧州全域で新型コロナに感染した選手や監督が相次いで確認されている今、感染防止のための努力も並行しなければならない。
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