「“野球の神様”がここにいた」大谷翔平の「51-51」達成に韓国メディアも脱帽「狂った一日だ!」

ついにやり遂げた。誰もできなかったことをやり遂げた。“野球の神様”大谷翔平(30、ロサンゼルス・ドジャース)がついに「50-50」を達成した。

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大谷は9月20日(日本時間)、敵地ローンデポ・パークで行われたマイアミ・マーリンズ戦6打数6安打、3本塁打、10打点、2盗塁という“狂った”記録を放った。

同日の記録によって、大谷のシーズン成績は150試合出場で打率0.294、51本塁打、120打点、51盗塁、OPS(出塁率+長打率)1.005となった。世界中で期待された「50-50」をあっという間に超えてみせた。

試合前の時点で記録は「48-49」だった。達成目前の数字ではあったが、まさか一発でやり遂げるとは思わなかった。たった1試合で本塁打3本、盗塁2個を獲得したのだ。これで「51-51」だ。

140年を超える米メジャーリーグの歴史で史上初だ。50本塁打を放った打者は何十人とおり、50盗塁を記録した選手も何十人といる。しかし、その2つを同時に成し遂げた選手は大谷ただ一人だ。

「40-40」の時点で歴代6番目という偉業だったが、これをはるかに越えた。ドジャースが7億ドル(約1015億円)という大金を投資した理由がわかった。“オーバーペイ”という話も振り返ればまったく意味のない議論だった。

大谷翔平
(写真提供=AP/アフロ)大谷翔平

まず、「50盗塁」を先に立てた。1回表に二塁打で出塁し、三盗に成功した。そして、2回表に安打で出た後、二盗も決めた。これでシーズン51盗塁目だ。

次は“大砲”だ。6回表、7-3から9-3に広げる2ラン本塁打、シーズン49号を放った。すると、7回表には12-3とリードした状況で、左中間のフェンスを越える50号を放った。

50本塁打-50盗塁を完成させた瞬間だった。大記録が誕生すると、ローンデポ・パークは熱狂の渦に包まれた。本塁打の瞬間には大谷も咆哮した。

その後、9回表には特大の3ラン本塁打も加えた。あっという間の「51-51」。現地中継陣も「大谷が偉大な一日を作った」と叫んだほどだった。大谷がたった一人で10打点を生み出した。

試合はドジャースが20-4で勝利し、同時にポストシーズン進出も確定した。ただ、大勝してもPS進出を決めたとしても、今はすべての関心が大谷に注がれるしかない。そんな“狂った一日”だ。

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