現役時代に読売ジャイアンツなどで活躍したイ・スンヨプ監督率いる斗山（トゥサン）ベアーズが、日本人投手との契約延長を発表した。
斗山ベアーズは8月21日、「白川恵翔（しらかわ・けいしょう／23）投手と140万円で契約を15日間延長した」と明らかにした。
白川は2001年6月4日生まれの23歳。徳島県出身の右腕投手で、池田高校を卒業して2020年から四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスでプレー。今年5月に代替外国人選手としてSSGランダースと6週間の短期契約を結び、7月初旬まで在籍した。
代替外国人選手制度とは、各球団でチームに所属する外国人選手が6週間以上の治療が必要な負傷をした場合、復帰まで一時的に投入できる代替選手を選べるという制度である。
その後、7月10日に左肩甲下筋の負傷で故障者リストに入ったブランドン・ワデル（30、投手）の代わりとして、6週間の代替外国人選手契約を斗山と結び、20日に契約が満了した。
しかし、ワデルの状態が完全に回復しなかったことから、斗山は白川と契約延長。8月4日まで斗山に所属することとなる。
白川は斗山で6試合（30.1イニング）に登板し、2勝2敗、防御率5.34を記録している。16日に行われたKTウィズ戦では、8イニング4安打無失点の力投でチームを勝利に導いた。
斗山ベアーズの関係者は「白川は試合を重ねるほど良くなる姿を見せてくれた。残りの契約期間も良い投球を見せてくれることを期待する」と述べている。
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