ホン・ミョンボ監督率いるサッカー韓国代表の外国人コーチが決定した。
韓国サッカー協会(KFA)は8月21日、ホン・ミョンボ監督体制の韓国代表に入閣する外国人コーチングスタッフとして、ポルトガル出身のジョアン・アロソ氏をアシスタントコーチ兼戦術コーチ、チアゴ・マイア氏を戦力分析コーチとして選任したことを発表した。
2003年にスポルティングで指導者生活をスタートしたジョアン・アロソ氏は、AEKアテネ(ギリシャ)を経て2010年にポルトガル代表のコーチを務め、2012年EUROベスト4、2014年ブラジルW杯本大会出場などをサポートした。
その後、U-15ポルトガル代表やブラガB、U-20モロッコ代表で監督を務め、直近ではヴィトーリア・ギマランイスでアシスタントコーチ、FCファマリカンでテクニカルディレクターを務めた。
同氏は2018~2022年に韓国代表を率いたパウロ・ベント監督(現UAE代表監督)と、スポルティングで4年、ポルトガル代表で4年と計8年ともにした縁もある。
ホン・ミョンボ監督は「ジョアン・アロソ戦術コーチは証明された指導者であり、長い間現場で活動し、世界のサッカートレンドをしっかり読み取っていた」とし、「トレンドを反映し、弾力的かつ能動的な戦術で代表チームの運営をサポートするものと期待している」と明らかにした。
また、戦力分析コーチに選ばれたチアゴ・マイア氏は、スポルティングでスカウト兼分析官を務めた後、ロコモティフ・モスクワ(ロシア)やヴィトーリア・セトゥーバル、エストリル・プライアなどでコーチを務め、直近では2018年からベンフィカでアンダー世代のコーチや分析官を務めた。
ホン・ミョンボ監督は今年7月に欧州で候補者と面接を行い、ジョアン・アロソ氏とチアゴ・マイア氏をコーチに迎えた。
ただ、同時に交渉中だったフィジカルコーチの有力候補とは最終契約段階で決裂したため、後日別の人材を補強する予定だ。
今回発表されたコーチ陣は今週中に韓国に入国し、週末からKリーグの視察を始める予定だ。
なお、北中米W杯アジア3次予選でグループBに入った韓国は、来る9月5日にホームのソウルワールドカップ競技場でパレスチナ代表、10日にアウェイのスルタン・カーブース・スポーツコンプレックスでオマーン代表と対戦する。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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