「誰でもいいから傷つけたかった」と凶器を振り回した10代の韓国人男性が、殺人未遂の疑いで立件された。
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ソウル瑞草(ソチョ)警察署は10月2日、初対面の中学生を殺害しようとした疑いで、10代の男性に対する拘束令状を申請した。
警察によると、男性は前日18時10分頃、ソウル瑞草区良才洞(ヤンジェドン)の遊歩道で中学生のAさんを脅迫したあと、凶器を振り回して逃走した疑い(殺人未遂)が持たれている。
Aさんは指を怪我したものの、命に別状はない。通報を受けて出動した警察は、防犯カメラの映像を確認し、付近にいた男性を殺人未遂容疑で逮捕。当時、1週間前に買ったという包丁など凶器3本と、ハンマーを所持していた。
警察の調査の結果、男性は1日午前に慶尚南道・昌原市(キョンサンナムド・チャンウォンシ)からソウルへと移動し、犯行に及んだという。警察に対して「誰でもいいから傷つけたかった」と話したとされている。
警察はこのような供述をもとに、男性に明確な殺人の意思があり、実際に実行に移したと判断し、拘束令状に殺人未遂容疑を適用した。
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