“トラブル続き”だった世界スカウト大会のアフターフォロー?韓国で続くKカルチャー体験支援

2023年08月14日 社会

「2023セマングム第25回世界スカウトジャンボリー」は終わったが、ジャンボリー隊員の韓国文化体験は続く。

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韓国政府・文化体育観光部(以下、文体部)は、「世界スカウトジャンボリー」は終了後に滞在しているジャンボリー隊員の、韓国文化体験と観光を支援すると発表した。

8月13日、パク・ボギュン文化体育観光部長官は「ジャンボリー後も参加者が帰国するまで、K-カルチャーの魅力と真髄を経験できるよう積極的に支援する」と明かした。

先立って文体部は、イギリスの約900人、デンマーク・ノルウェーの165人、レバノンの41人などの隊員たちが、青瓦台(韓国大統領府)を訪問し、観覧できるようにしていた。

続いて、アメリカの約50人は10日、大韓民国歴史博物館で開かれる「韓米同盟70周年特別展」を観覧し、有意義な時間を過ごしたという。またスイスの隊員たちは、ソウルのCOEXで開催された「2023韓服商店」に参加し、展示・販売されていた韓服の試着体験で楽しい時間を過ごした。

ほかにも国立中央博物館、国立現代美術館、国立民俗博物館、国立ハングル博物館、国立世界文字博物館などにもジャンボリー隊員が訪れ、韓国の文化を鑑賞したと伝えられている。

文体部は、韓国に滞在したジャンボリー隊員たちが韓国文化をより深く感じられるよう、多様な支援を持続する計画だ。

なお、「世界スカウトジャンボリー」は全羅北道・扶安郡(チョルラブクド・プアングン)のセマングム干拓地で8月1日から12日まで開催予定だったが、開始直後からさまざまなトラブルに見舞われたことで一部参加者が早期撤退し、キャンプイベントが前倒しで終了する事態となった。11日に行われたフィナーレのK-POPコンサートは無事成功したものの、後味の悪いイベントだったと言える。

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