韓国雑踏事故の哀悼終わるの待っていた?日本を訪問した市議員・公務員に非難のワケ

2022年11月13日 社会

韓国の京畿道(キョンギド)・城南(ソンナム)市の公務員と議員が、梨泰院(イテウォン)で発生した大規模な雑踏事故による国家哀悼期間が終了するや否や、海外研修に行った事実が後になって明らかになり、物議を醸している。

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11月12日、市民団体「城南を変える市民連帯」によると、城南市の公務員3人と議員2人が、今月7日から11日までの4泊5日の日程で、海外の優秀な博物館のベンチマーキングのため、日本の岡山、大阪、名古屋を訪問したことがわかった。

“梨泰院惨事”の痛みの余韻が消えないなか、国家哀悼期間が終わるのを待っていたかのように海外研修に行ってきたのだ。

韓国では先月29日、ソウルの繁華街・梨泰院で大規模な雑踏事故が発生。死者156人、負傷者157人を出す惨事となり、政府は11月5日24時までを国家哀悼期間としていた。

国外出張の中止が発表されていたが…

「城南を変える市民連帯」が城南市の情報目録を調査した結果、市は国家哀悼期間である先月31日に日本計画を立て、4日に公務国外出張審査を書面審査に代替した。直後、城南市議会も待っていたかのように公務国外研修計画審査を書面で代替した。

これに先立ち、城南市議会は先月31日に発表した報道資料で「梨泰院惨事の哀悼のため、今月末から来月中旬に予定されていた議員の公務国外出張日程を全面取り消しとする」と明らかにしていた。

しかし、文化福祉委員会所属のA委員長(国民の力)とL議員(共に民主党)はこれを気にすることなく、日本へと研修に行った。

大惨事が起きた梨泰院の現場

城南市議会と城南市は、今月21日から276回第2次定例会を開き、行政事務監査と来年度市予算(案)を審議し、審査を受ける。

地方議会の“花”とも言える行政事務監査と予算審議を控え、公務員と市議会議員が海外研修を計画していた事実は弁解の余地がなさそうだ。

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