新型コロナ感染対策の緩和が進む韓国、5月初めにも「屋外マスク着用義務」の継続可否を判断へ

屋外でのマスク着用義務を今後も継続するのかどうか、韓国政府が5月初旬にも決定することになった。

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中央災難安全対策本部(以下、中対本)のチョン・ヘチョル第2次長(行政安全部長官)は4月20日、中対本の会議で「防疫状況に対する綿密な評価と、専門家から意見収集する過程を経て、屋外マスク着用義務を今後も継続するのかを5月初めに決定する」と述べた。

続けて、「300人以上が参加する祭りを対象に試行してきた地域の祭りの審議承認制度の運営も暫定的に中断する」と伝えた。

韓国・ソウル

なお、韓国では20日午前0時基準で新型コロナウイルスの新規感染者が11万1319人を記録。前日よりも7185人減少した。これまでは一週間で水曜日が最も多く感染者数を記録するが、今回は前日よりも減少したことで、新規感染者数の減少傾向が反映された。

このほか、新型コロナによる死亡者数は166人で、前日(130人)よりも36人増加した。死亡者を年代別に見ると、80歳以上が107人(64.5%)で最も多く、70代が28人、60代が19人、50代が8人で、20代と40代がそれぞれ2人だった。

累計死亡者数は2万1520人で、累計致命率は0.13%となった。

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