収監中のパク・クネ前大統領の入院が延長に…1年の約24%を病院で過ごす計算

2021年12月20日 社会

ソウル拘置所に収監されているパク・クネ(朴槿恵)前大統領が、持病の治療を理由に入院を6週間延長した。

【関連】パク・クネ前大統領の自宅が公売に…鑑定価格は3億円以上

パク前大統領は今年だけですでに3回入院しており、1年のおよそ24%に当たる88日間を病院で過ごした。法務部は「パク元大統領は病院側の医療陣の意見を受け、約1カ月間入院治療を受ける予定だったが、さらに6週間以上必要だという整形外科・歯科・精神健康医学科など専門医の意見により、入院治療を続ける予定だ」と明らかにした。

先立って11月22日、パク前大統領はソウル江南区(カンナムグ)の三星(サムスン)ソウル病院に入院した。これまで、外部の病院に入院した収容者の場合、担当医師の意見を尊重して復帰時期を決めてきた。このため、パク前大統領は2022年2月頃に退院する見通しだ。

ソウル拘置所に収監中のパク・クネ前大統領

拘束以後、肩や腰の疾患で数回の治療を受けてきたパク前大統領は、今年1月に新型コロナの濃厚接触者に分類されるも陰性判定を受けた。以後、20日間にわたってソウル聖母病院に入院し、7月にも肩部の手術経過観察および腰痛治療のため、同病院に入院していた。

なお、パク前大統領は2017年3月10日、韓国の憲政史上初めて罷免され、同月31日には特定犯罪加重処罰法上の収賄、第三者収賄、第三者賄賂要求、職権乱用権利行使妨害、強要、強要未遂、公務上機密漏洩など、計14件もの犯罪の疑いで拘束・収監された。

その後、拘束中に行われた裁判を経て、今年1月に国政壟断や国家情報院の特殊活動費上納などの容疑で、最高裁で懲役20年、罰金180億ウォン(約18億円)、追徴金35億ウォン(約3億5000万円)が科された。

【画像】韓国ファーストレディ候補が犯罪者のように逃走…

“金正恩死亡説”を主張の脱北者たちを公開批判、「無責任だ」と青瓦台

元風俗嬢に続いて“偽の経歴”で大学教授着任か…韓国の美人ファーストレディ候補に疑惑続出

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集