出会いは幸せだったとしても、別れる瞬間、ギクシャクしてしまうのが恋人関係だ。別れの際、あらゆる連絡手段を遮断する一方で、未練が残るあまり相手のSNSをこっそり見たりもしてしまう。
韓国の結婚情報企業「GAEYON」は今年7月、オープン調査を通じて、25歳以上39歳以下の未婚男女500人(男250、女250)を対象に、「離別後のメッセンジャー・SNS遮断」に関する調査を行った。
まず、「恋人と別れたあと、メッセンジャーやSNSを遮断するか」という回答に対し、「する」(36.6%)、「しない」(63.4%)という結果が出た。
別れたあと、10人に4人は「遮断」、6人は「遮断」しないと答えたわけだ。「遮断する」(36.6%)を選んだ割合は男性(32.4%)より女性(40.8%)が少し高いことが分かった。 20、30代の年齢別の差は特になかったという。
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そして遮断すると答えた人を対象に理由を尋ねると、「きれいな別れのために」(77%)が1位となった。続いて「相手に連絡を先にしそうなので」(10.4%)、「相手の連絡を待つことになるかと思って」(9.8%)、「その他」(1.6%)、「相手が先に遮断したことを知ってので」(1.1%)の順となった。
また遮断しないと答えた人は、「いちいち遮断するのが面倒だから」(64%)を最も多く選んでいる。続いて「別れても友達として過ごすため」(13.6%)、「相手から連絡が来てほしいという気持ちから」(10.4%)、「その他」(7.9%)、「相手に未練が残っているので」(4.1%)の順で理由を挙げた。
その他の回答には、「敢えて遮断する必要性を感じられなくて」「別に考えてなくて何の意味もない」「別れても気にしないから」「遮断リストに残ることさえ嫌だ」など、遮断することに意味を置かない、気にしないという回答がほとんどだった。そのうち、「別れた時だけ遮断する」という回答も目立った。
GAEYONの関係者は「回答を分析してみると、遮断するというのは通常きれいな整理を望むという意味だが、遮断しないからといって未練が残っていると一般化する必要はない」とし、「前恋人のメッセンジャーやSNSを偵察するのは習慣的な行動だ。気を引き締めてきれいに整理してこそ、より良い縁が結ばれる可能性が高くなる」と助言した。
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