韓国で新型コロナによる一日の死亡者数が過去最多に…新規感染者数も高止まりの現状

韓国で新型コロナの感染が拡大し続けているなか、新規感染者数が5日ぶりに1000人を下回った。

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12月21日0時基準、前日の新規感染者数は926人で、累計感染者数は5万591人と集計された。累計感染者数は12月10日時点では4万94人だったが、わずか11日で5万人を超えたことになる。

そして現在、隔離治療中の患者は1万4738人となっており、死亡者は一日で24人と最多を更新した。

新規感染者を地域別で見ると、首都圏ではソウルが327人、京畿道(キョンギド)が237人、仁川(インチョン)が85人で、計649人となっている。

非首都圏では慶尚北道が48人、忠清北道が29人、済州道が23人、江原道が22人、大邱(テグ)が21人、釜山(プサン)が19人、蔚山(ウルサン)が17人、忠清南道が16人、慶尚南道が15人、光州(クァンジュ)と全羅北道が11人、全羅南道が8人、大田(テジョン)が3人となっている。

前日12月20日のPCR検査件数は3万767件で、12月19日の3万6847件より6080件減少している。そして12月18日の5万6450件より、2万5683件も少ない数字だ。

12月20日時点での陽性率は3.01%(3万767人中、926人)となっている。累積での陽性率は1.33%(371万3861人中、5万591人)となっている。

韓国政府は新規感染者の規模が、防疫対策「社会的距離確保」の“第3段階”の範囲(感染者が全国で800~1000人以上、または急激な患者増加)に入ったことから、対策レベル引き上げの有無も含め多角的な対策を講じている。

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