遺体で発見されたソウル市長、“セクハラ疑惑”の捜査も終結「公訴権なし」

2020年07月10日 社会

現職のソウル市長パク・ウォンスが7月10日、死亡したまま発見されたことでセクハラ疑惑と関連した警察の捜査も終結する。

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パク・ウォンスンソウル市長は最近、元ソウル市庁職員からセクハラの容疑で告訴された。警察関係者などによると、パク・ウォンスン市長の元秘書Aさんは「過去にパク市長からセクハラされた」と警察に告訴していたという。

しかしパク・ウォンスン市長が死亡したまま発見されたため、Aさんの告訴は「公訴権なし」で終結となる。「検察事件事務規則」第69条で、捜査を受けた被疑者が死亡した場合の検査は「公訴権なし」として不起訴処分になるからだ。

パク・ウォンスン市長は7月9日午前、「やむを得ない事情」で当日のスケジュールをすべてキャンセルし、同日10時44分頃にソウル鍾路(チョンロ)区の公邸から外出し、10時53分に明倫洞(ミョンリンドン)の公園にいたと確認されている。

17時20分頃になってパク・ウォンスン市長の娘が、連絡が取れないと警察に通報し、警察と消防がパク市長の足取りを追跡、捜索していた。

パク・ウォンスン市長

パク市長の遺体は7月10日0時1分、ソウル北部にある北岳山(プガクサン)の粛靖門(スクチョンムン)付近で発見された。

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