飲酒運転の車が日本人観光客2人をはね、1人が死亡する事故が発生した。
11月3日、ソウル恵化(ヘファ)警察署は、前日(11月2日)に飲酒運転で日本人観光客1人を死亡させた30代の男性A氏を、特定犯罪加重処罰法上の危険運転致死傷の疑いで立件したと明らかにした。
A氏は11月2日午後10時ごろ、ソウル鍾路(チョンノ)区・東大門(トンデモン)駅の交差点付近で酒を飲んだ状態で車を運転し、歩道に突っ込んで日本人観光客の母娘をはねた疑いがもたれている。
当時、A氏の血中アルコール濃度は免許取り消し水準だったことが分かっている。事故に遭った日本人観光客の母娘のうち、50代の母親は心肺停止の状態で病院に搬送されたが、死亡した。30代の娘は骨折のけがを負った。
通報を受けて出動した警察はA氏を現行犯逮捕し、事件の詳細を調べたうえで逮捕状を申請する予定だ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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