元IZ*ONEメンバーで歌手のイ・チェヨンが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾訴追案が廃案となったあと、自身の信念を明らかにした。
【写真】イ・チェヨン、純白スイムウェアで隠し切れないボリューム感
イ・チェヨンは12月7日、ファンとのコミュニケーションプラットフォームを通じて「政治について話す資格がないって?政治について話せる資格って何なの?国民として、市民として自分で判断する。言及するかどうかも自分で決める。芸能人だからこそ声を上げるんだ」と述べた。
さらに、「心配してくれて本当にありがとう。もっと良い世界で一緒に生きよう。そんな世界で思い切り愛し合おう」と付け加えた。
弾劾をめぐる混乱のなか、イ・チェヨンを筆頭に芸能人たちの発言も注目を集めている。
女優のコ・ヒョンジョンは、梨花(イファ)女子大学・政治外交学科の学生たちが発表した声明文をシェアした映画監督ピョン・ヨンジュのSNS投稿に、炎の絵文字を残して支持を表明した。
また女優のコ・ミンシは、自身のSNSにロウソクの絵文字と「3時」と書き込んだ。女優コ・アソンも「韓国が嫌いだから×。韓国を救うために○」というコメントとともに、汝矣島(ヨイド)にある63ビルディングが見える写真を公開した。
女優カン・ナオンは、母校である韓国芸術総合学校の学生が発表した声明文に同調。声明文には、「芸術家として私たちは不正に沈黙しない。民主主義的正義を抑圧する全ての試みに責任を問うとともに、最後まで抵抗する。芸術は権力の抑圧に屈しない」といった内容が含まれていた。
また、女優イエルも母校である成均館(ソンギュングァン)大学の総学生会が発表した非常戒厳令に対する抗議声明を共有した。
歌手パク・ヘギョンは「私を煽動する芸能人として見ないでほしい」とし、「芸能人である前に大韓民国の国民であり、自然人であり、1人の人間だ」とした。
また、「民主党から大統領が出ようと、“国民の力”から出ようと構わない」とした上で、「もし戒厳令が成功していたらどうなっていたかと想像すると怖い。どんな理由でも戒厳令は違うのではないか」とコメントした。
続けて「どんな理由があっても、銃剣を国民に向けるべきではないし、戒厳令はなおさら違う。2024年や2025年に、捕まるかもしれないと思うような怖い世界には住みたくない。戒厳令が発表された夜、恐れることなく国会に駆け付けたのは国民だ」と述べた。
歌手イ・スンファンは、弾劾訴追の採決時に本会議場を退出した“国民の力”の議員たちに対して、「大統領の弾劾を望む約80%の民主市民たちの意思を即座に裏切れる自分たちの権能を誇りに思い、自慢げなのでしょう。歴史の罪人など恐れず、目の前の権勢がもっと重要な方々であり、人が死に、国民生活が困窮に陥っても“お前らがどうするつもりだ”と思っているような方々だから、さぞかし気楽でしょう」と批判した。
前へ
次へ