韓国では100歳を迎えた国民の数が10年間で2倍以上も増えたという。
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韓国保健福祉部は10月2日、「老人の日」を記念し、今年で100歳を迎える高齢者に長寿と健康を象徴するアカザの幹で作られた杖をプレゼントする。今年、杖を受け取る人は計2623人で、男性が550人、女性が2073人となっている。
これは、住民登録上100歳の高齢者はもちろん、住民登録の年齢は異なるが、実年齢が100歳と明確に確認された高齢者を、地方自治体を通じて把握した数値だ。保険福祉部によると、100歳を超える国民は毎年着実に増えているそうだ。
100以上の国民数は、2012年の1201人で初めて1000人を超え、2013年に1264人、2015年に1432人、2017年に1423人、2019年に1550人などに次第に増加。そして2021年には2013人と2000人を超えた。2022年は計2398人が杖を受け取った。
2013年と今年を比べると、1年に100歳の誕生日を迎える高齢者が10年間で2倍以上も増えている。高齢者人口の増加だけでなく、長寿高齢者も急速に増え、住民登録上で100歳以上の韓国国民は8月時点で計8929人だ。
内訳は男性1526人、女性7403人と約5倍も差がある。これは昨年の8月と比べても460人増えた数値だ。
統計庁によると、韓国の65歳以上の人口は今年約950万人で、来年は1000万人を超える見通しだ。これは2023年現在、中位推計人口5155万人の20%に当たる数値だ。
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