コミュニケーションアプリLINEを生み出し、「韓国のヤフー」ともいえるNAVER社が、第3四半期の史上最高売上を記録した。ウェブトゥーンをはじめとするコンテンツ部門とコマース部門の売上が大幅に増えたおかげだという。
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NAVER社が11月7日公示した暫定実績によると、連結基準で今年第3四半期の売上(営業収益)が2兆573億ウォン(約2057億円)となり、昨年同期(1兆7273億ウォン)対比19.1%増加したことがわかった。直前四半期(2兆458億ウォン)と比べると、0.6%増えた数値となる。
NAVER社の第3四半期の売上が2兆ウォンを超えたのは、LINEとソフトバンクが経営統合されて以来初めてだ。NAVER社はLINE経営統合以後、直前四半期で初めて四半期売上2兆ウォンを越え、第3四半期売上も成長傾向を継続した。
NAVER社の営業利益は昨年同期対比で5.6%減った3302億ウォン(約330億円)を記録した。前四半期に比べて1.8%減少した数値だ。純利益も2316億ウォンとなり、28.3%減少した。