韓国で動物虐待とみられる配信が物議を醸している。
TikTokでは9月14日、室内に設置されたトレッドミル（ランニングマシン）で、犬が休むことなく走り続けるライブ配信が実子された。
飼い主は走る愛犬の姿を中継し、視聴者から“投げ銭”を受け取っていた。およそ3時間にわたる配信の間、一度も水を与えず、さらに犬の耳にはピアスが着けられていた。
この配信がSNS上で批判を集めると、動物保護団体「ケア」が16日に飼い主のもとを訪れ、犬の保護に乗り出した。
飼い主は「無理やりやらせたわけではない」と主張し、犬が自ら走ったと説明。また耳のピアスについては「自分とお揃いにしたかった」と話したという。
ケアは飼い主から所有権を放棄する意思を確認し、犬を緊急に保護して病院へ搬送。「たとえ犬が自発的にトレッドミルに乗ったとしても、飼い主には制止する責任がある。特に配信のために苦痛を与える行為は商業的・娯楽的虐待として、より厳しく判断されるべきだ」と指摘した。
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