キリンビールの人気商品「キリン一番搾り 糖質ゼロ」が韓国に進出した。
韓国の大手酒造メーカー「ハイト眞露(ジンロ)」は9月3日、韓国国内で「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の販売を開始したことを発表した。
ハイト眞露が同商品の韓国販売に乗り出したのは、健康を追求する最近の消費者トレンド「ヘルシープレジャー(Healthy Pleasure)」を反映し、日本初の「糖質ゼロ」缶ビールとして人気を集めた「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を通じて、多彩な種類のビールを望む韓国国内の消費者の好みをつかむという構想からだ。
約5年間の開発期間で350回以上もの試作を経て、ついに“糖質ゼロ”を実現した「キリン一番搾り 糖質ゼロ」は、カロリーを従来の商品より約28%も下げた酒質に仕上げた。また、その名の通り最初に搾った麦汁だけを使用する製法で、雑味がないという評価を受けている。
「キリン一番搾り 糖質ゼロ」は日本で2020年から販売が始まった後、350ml換算で約1年で累計2億本を突破した。そして今年2024年、リニューアルを通じて“よりビールらしい”満足感のある味へと生まれ変わった。
ハイト真露プレミアム圏域のユ・テヨン常務は、「最近の主要消費者トレンドである“ヘルシープレジャー”に最大限呼応するため、機能性商品を国内で発売することになった」とし、「今後も今回の“キリン一番搾り 糖質ゼロ”のほか、新ブランドの導入を通じてポートフォリオを強化し、消費者ニーズを最大限満たすために努力する」と明らかにした。
なお、「キリン一番搾り 糖質ゼロ」は9月から韓国でも全国の大型スーパーやコンビニを通じて購入できるようになる予定だ。
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