BTSを抱える韓国最大の芸能事務所HYBE、代表が突然交代する…ミン・ヒジンとの“内紛”が影響?

2024年07月24日 話題

BTSを抱える韓国最大の芸能事務所HYBEのCEOが交代する。

【注目】「私たちはHYBEではなくBTSを支持する」ファン怒り

パク・ジウォンCEOが辞意を表明したなか、HYBEを率いる新たなCEOにイ・ジェサンCSO(最高戦略責任者)が内定した。

7月24日、HYBEは公式立場を通じて、今後の株主総会と取締役会の決議を経て、イ・ジェサンCEO内定者を正式にCEOに任命する予定と発表した。

新たにCEOはどんな人物?

HYBEは近いうちに公開する「HYBE 2.0」戦略を主導する適任者としてイ・ジェサンCSOを内定し、今年初めからリーダーシップの転換プロジェクトを進めてきた。

イ・ジェサンCSO
(写真提供=HYBE)イ・ジェサンCSO

イ・ジェサンCEO内定者は延世大学を卒業後、グローバル経営コンサルティング企業モニターグループ、現代自動車、グーグルを経て、2018年にHYBEの前身であるBig Hitエンターテインメントに合流した。

その後、Big HitエンターテインメントのCIGO(最高革新成長責任者)、HYBEのCSO、HYBEアメリカのCOO(最高執行責任者)、HYBEアメリカの代表などを歴任し、HYBEの事業戦略や投資全般で中心的な役割を果たした。

特にHYBEの3大事業戦略構造である「レーベル-ソリューション-プラットフォーム」を設計し、定着させるために主導的な役割を果たし、韓国国内有数のレーベルや技術企業の買収・合併(M&A)およびHYBEの上場(IPO)手続きを主導した。

HYBEは「イ・ジェサンCEO内定者は、国内はもちろん、海外事業戦略の策定と運営経験を兼ね備えたエンターテインメント産業の専門家」とし、「HYBEが音楽と技術を基盤とした高度化されたエンターテインメント・ライフスタイルプラットフォーム企業として成長するために、その能力を発揮することを期待している」と述べた。

ミン・ヒジン代表との対立も関係?

過去3年間、HYBEを率いてきたパク・ジウォンCEOは、HYBEのグローバル事業の本格的な拡大および新成長戦略を新しいリーダーシップのもとで推進することが望ましいと判断し、CEOの職を辞任することにした。

パク・ジウォンCEO
(写真提供=HYBE)パク・ジウォンCEO

2021年7月に就任したパク・ジウォンCEOは、在任期間中にHYBEの連結基準売上高(2020年7963億ウォン→ 2023年2兆1781億ウォン)および営業利益(2020年1455億ウォン→ 2023年2956億ウォン)をそれぞれ2倍以上に成長させた。

エンターテインメント業界初の売上高2兆ウォン(約2200億円)突破などの成果を導き、マルチレーベルの基盤とグローバル事業拡大の基礎を築いたCEOとして評価されている。

パク・ジウォンCEOは今後、エンターテインメント産業とテクノロジーの融合領域で自身の専門性とネットワークを活かし、会社の成長戦略に貢献する予定だ。

パク・ジウォンCEOは、ネクソン・コリアCEOおよびネクソン・ジャパングローバルCOOを歴任し、2020年5月にHYBEに合流した。彼は翌2021年にパン・シヒョク議長に代わってCEOの職に就き、それ以降、HYBEの経営戦略と運営全般を統括してきた。

在任期間中、HYBEは2020年10月に有価証券市場への上場に成功し、2021年にはグローバルポップスターであるジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデが所属するイサカ・ホールディングスを買収し、規模を拡大した。

彼が核心IP(知的財産権)であるBTSを中心に「マルチレーベル」体制の高度化に力を注いだことで、HYBEは韓国の音楽企画会社として初めて、2022年に年間売上1兆ウォンを達成し、昨年には2兆ウォンを突破することに成功した。

パク・ジウォンCEOの辞意表明は、最近発生した“NewJeansの母親”と呼ばれるADORミン・ヒジン代表との対立によって混乱する社内の雰囲気とも無関係ではないとの見方が強い。

先立ってミン・ヒジン代表は記者会見を通じて、パン・シヒョク議長とパク・ジウォンCEOがミン代表とやり取りしたカカオトークのメッセージをそのまま公開し、これを見たK-POPファンや大衆の怒りを買った。

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