30歳の若さでこの世を去った歌手パク・ボラムさんの最初の音源『歳月が過ぎれば』が、家族たちの要請により再発売されることが決まった。
7月24日、パク・ボラムさんが所属していたXANADUエンターテインメントは、「今年、デビュー10周年を迎えた故パク・ボラムさんが、デビュー日である8月7日に合わせて、大きな人気を集めた『歳月が過ぎれば』を含めた既存音源を再発売する」と明らかにした。
『歳月が過ぎれば』は、パク・ボラムさんが2010年に出演したMnet『SUPER STAR K2』でR&Bバージョンを完璧に歌い上げ、審査員から絶賛を受けた楽曲だ。また、デビュー10周年記念アルバム制作の過程でレコーディングした最後の曲であるため、最初と最後をともに過ごした歌となった。
事務所によると、今回の音源はパク・ボラムさんの家族や同僚たちの要請により発売が決まったという。過去にパク・ボラムさんと『SUPER STAR K2』で共演した同僚・知人たちも今回の10周年記念アルバムに参加し、パク・ボラムさんに向けた追慕を続けている。
続いてXANADUエンターテインメントは、「故パク・ボラムさんのデビュー10周年記念に意を共にし、アルバムリリースを決めることになった」として、「本アルバムの収益金は助けが必要な独居老人や困難に陥っている孤児、疎外階層に、パク・ボラムさんの名前で寄付する」と伝えた。
パク・ボラムさんの『歳月が過ぎれば』、デビュー10周年記念アルバムは8月7日18時、各種オンライン音源サイトを通じて発売される。
なお、パク・ボラムさんは今年4月、知人宅でお酒を飲んでいたところ、トイレの前で倒れた状態で発見された。当時、パク・ボラムさんは心肺停止状態で、出動救急隊によって病院へと搬送されたが、意識が戻ることはなかった。
その後、5月23日に死因が急性アルコール中毒だったことが判明。そのほかにも、肝硬変、脂肪肝などによる病気で健康状態が良くなかったことが発覚している。
（記事提供＝OSEN）
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