「息子をかける」と意気込むも早々に謝罪…韓国No.1女性ユーチューバーを脅迫した男たち、すでに収益化は停止

2024年07月17日 話題

チャンネル登録者1010万人の人気ユーチューバー、ツヤンを脅迫した疑惑に包まれたユーチューバーのカラキュラ(Caracula)が、今度は虚偽の釈明を行い、録音記録を偽造したという疑惑をかけられている。

【画像】ツヤンの動画、よく見ると傷だらけだった

その疑惑に彼が明快な説明をするかが注目される。

YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」は7月10日、今回の“ツヤン脅迫疑惑”の中心に立たされたユーチューバーのカラキュラとクジェヨクによる通話を公開した。

その録音記録で、クジェヨクがツヤン側に会いにいくと言うと、カラキュラは「できるだけたくさんもらって」「私たちがいつまでこれをやるか」「早くやってお前も家をひとつ買え」「もうお前も美味しいものばかり探さずに、もう少し大きくいけ」などと発言した。

突然、疑惑を認めて謝罪

長年、元恋人から暴行を受けてきたと明かしたツヤン。傷痕が生々しい
(画像=ツヤンYouTubeチャンネル)長年、元恋人から暴行を受けてきたと明かしたツヤン。傷痕が生々しい

翌日の7月11日、カラキュラはこれと関連して「夕方から風邪で、薬を飲んで深くぐっすり寝て起きたら、留守番電話に40件、YouTubeチャンネルはすべて悪質コメントになっており、メディアの記事にまで、あたかも私が何かの私的制裁で裏金を受け取ったロクデナシのように扱われた」と悔しい思いの文章を公開した。

そして、チャンネル登録者には「“中立ギア”(事実関係が確認されるまで憶測を控えるという意味)を入れて待ってほしい」と要請した。

以降、カラキュラはクジェヨクと自身の通話内容が含まれた録音記録を「原本」として公開した。カラキュラが公開した録音記録では、「飴をすり替えて食べること」と裏金を暗示させたクジェヨクに、カラキュラが「そんなことを言うな」という趣旨の発言をして怒鳴りつけていた。

しかし、そんなカラキュラの釈明と録音記録はフェイクという主張がYouTubeチャンネルを通じて登場した。

一部の主張によると、カラキュラは「ツヤン脅迫共謀」疑惑が提起された日の夜、薬を飲んでぐっすり眠っていたのではなく、クジェヨクと一緒にいた。また、専門家たちの分析によると、カラキュラが公開した録音記録には40秒ほど録音が追加されており、ブラックアウト現象があるなど“操作”が疑われるという。先立って、前出の「カロセロ研究所」もカラキュラの録音記録に操作の跡が発見されたと主張した。

そんな疑惑について、カラキュラはこれといった立場を示さないでいる。

ツヤン
(写真提供=OSEN)ツヤン

そもそもカラキュラは、騒動の初期から自身をめぐる疑惑を強く否認してきた。彼は「2人の息子をかけて、ユーチューバーとして暮らし、誰かから不正なお金を受け取った事実はない」と強く自身の潔白を主張した。

だが7月15日、カラキュラは個人チャンネルに「それなりに悔しい部分もあるが、誤解の余地を呼び起こした責任はひたすら私にある」と謝罪した。ツヤンを直接脅迫したことはないが、クジェヨクへの助言を認め、これを「ツヤンの過去を知らず、いたずらっぽく通話した」と明らかにしたのだ。

続けて「この間、社会的な弱者の声を知らせ、被害者を助けながらYouTube活動をしてきたが、最近公開されたクジェヨクとの通話での私の言動と言葉遣い、悪口は、私たちのチャンネルを好きになり、私を応援してくれた方々に裏切りと怒りを感じさせたと思う。叱咤を甘んじて受ける」と反省の意を示した。

また彼は「つらい過去が公開されることを望まないツヤンさんが現在、あまりにも苦しんでいるということをよく知っている。ツヤンに対する前後の事情を知っていたら、クジェヨクとあのようにいたずらっぽく、誤解の余地があるような通話をしなかっただろう」とし、「証明することは容易ではないが、誓ってツヤンに関するどんな話も知らない。足りない考えと軽い言行でツヤンを傷つけたことをお詫びする」と頭を下げた。

「誓ってツヤンを脅迫していない」

謝罪するカラキュラ
(画像=カラキュラYouTubeチャンネル)謝罪するカラキュラ

特に「ツヤンさんの法廷代理人の方々に、私が要請を差し上げる。私が直接的にも間接的にもツヤンさんに連絡をしたり、金銭を要求したりした事実があるか。メディアではカラキュラがツヤンさんを脅迫したユーチューバーのように出てくるが、もう一度申し上げるが、ツヤンさんと関連して、いかなる脅迫もどんな事実も知らなかった状況」と強調した。

彼は「クジェヨクと交わした私的な通話の中で、カロセロ研究所の策略で、操作された録音記録によって、叩かれて人前に出ることもできない。この部分に対しては、ツヤンさんの法廷代理人が私の無念を晴らすよう、丁重にお願いする」と、むしろツヤン側に無念を晴らすよう要請した。

またカラキュラは、自分が告訴されなかったとし、記事を訂正してほしいと要請したが、ツヤン側は追加告訴の可能性について言及した。

ツヤンの法廷代理人であるキム・テヨン弁護士は7月16日、CBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュースショー』で「現在、クジェヨクとチョン・グクジンだけを公式的に告訴をした状況」とし、「カラキュラを特定して告訴しなかった」と明らかにした。

しかしキム弁護士は、「今後の調査過程でこれ(恐喝事件)に加担した者が多いという話があり、明らかになれば、私たちが(カラキュラを)追加告訴する可能性もあるが、今回は含めなかった。疑わしい部分がないわけではないが、具体的にカラキュラが直接、ツヤン側に連絡をしてきたことはないということが確認され、まずは(告訴対象から)除外した」と説明した。

これまでカラキュラは、社会的なイシューとなった事件の加害者の身元を公開し、私的制裁に関する騒動で様々な議論を巻き起こしてきた主人公だ。最近では、バスケットボール選手のホ・ウンと元彼女の事件を暴き、話題の中心に立った。

カラキュラがホ・ウンを直接インタビューしながら、元恋人について言及して波紋を起こし、ホ・ウンを擁護する様々な資料まで公開したが、ツヤン事件と共に、ホ・ウンへの擁護に対する信憑性もダメージを受けている状況だ。

ホ・ウン
(写真提供=OSEN)ホ・ウン

なおYouTube側は、YouTubeプラットフォームの外でYouTubeコミュニティに害になる行動をし、クリエイターの責任に関する政策に違反したカラキュラのチャンネル、チョン・グクジンとクジェヨクのチャンネルのYouTubeパートナープログラム参加が停止されたと明らかにした。

そのため彼らのYouTubeチャンネルは、YouTubeで収益を上げることができなくなった。

(記事提供=OSEN)

◇ツヤン(Tzuyang)プロフィール

1997年4月25日生まれ、本名パク・ジョンウォン。2018年頃からユーチューバーとして活動。見た目とはギャップのある“大食い”動画で愛され、YouTubeチャンネル登録者数は1010万人(2024年7月現在)に上る。韓国ギャラップ社が2024年6月に発表した「韓国人が最も好きなユーチューバー」で1位を獲得しており、テレビ番組やCMにも出演して活躍中。ゲームグラフィック&漫画アニメーション学科を卒業しており、絵がとても上手い。

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