俳優のナム・ユンス(27)が父親に腎臓を提供していた事実が一歩遅れて知らされた。
7月16日、所属事務所Agency garten側は「ナム・ユンスが6月19日、父親のために腎臓移植手術を行った」とし、「現在、ナム・ユンスと父親の両方とも健康を回復して退院した状態」と明らかにした。
所属事務所によると、ナム・ユンスは自発的に父親に腎臓を寄贈することを決めた。手術を準備するために6カ月がかかったため、活動を中断し、手術と父親の健康を見守ることに専念してきた。
健康を回復したナム・ユンスは、近いうちに次回作などを通じて俳優活動に復帰する計画だ。ナム・ユンスは今年下半期にドラマ『大都市の愛し方』(原題)の公開を控えている。
ナム・ユンスが父親に腎臓を提供した事実は、カトリック大学校・恩平(ウンピョン)聖母病院のSNSを通じて知られた。
病院側は「最近、恩平聖母病院の臓器移植病院では料理が上手な男性俳優、ナム・ユンスさんとその家族の笑いの花が満開した。ナム・ユンスさんが自身の腎臓を父親に寄贈し、父親の病気を治してあげたため」という文章を載せた。
なお、1997年7月14日生まれのナム・ユンスは、2014年にファッション雑誌にモデルとしてデビュー。2018年頃から俳優活動を開始し、ドラマ『パンドラの世界~産後ケアセンター~』『怪物』『恋慕』『今日のウェブトゥーン』などに出演した。
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