K-POPが「第5世代」まで拡張されたが、K-POPブームの“元祖格”といえる「第2世代」が後輩たちに劣らない活動で関心を集中させている。
【写真】「活動5年、自粛15年」の元アイドル（39）が復帰の動き
彼らは解散、あるいは活動中断となった「第1世代」とは異なり、現在進行形で活発にK-POP界を駆け回っている。
今年デビュー19年目のボーイズグループSUPER JUNIORは6月22～23日、ソウル松坡（ソンパ）区のKSPO DOMEで「2024 SUPER JUNIOR 'SUPER SHOW SPIN-OFF : Halftime'」を成功裏に終えた。
アジアツアーの一環として開かれた今回の公演は、今はベテラングループになったSUPER JUNIORの貫禄と健在ぶりを確認させる場だった。現場は、海外各国からも集まったファン「E.L.F.」で足の踏み場もなかった。
オリンピック公園一帯を青色に染めたSUPER JUNIORは、華麗なトークで180分間の公演を笑いの海にした。デビューから19年間、積もりに積もったエピソードを「SJ型バラエティ」に再加工し、「SUPER SHOW 4」から続いたセットリストを大幅に変更、公演ではあまり聞いたことのない曲で再構成した。メンバーたちは所属事務所直属の後輩である第5世代グループRIIZEの『Get A Guitar』をカバーし、後輩たちに劣らない勢いを示した。
ドンヘやウニョクが自分たちだけの所属事務所ODEエンターテインメントを設立し、キュヒョンもAntennaに移籍したが、依然としてSUPER JUNIORに対する愛情は変わっていない。実際、キュヒョンは同日、ミュージカル『フランケンシュタイン』公演を終えた後、すぐにSUPER JUNIORのコンサートに参加し、見事な歌声を誇った。
また、タレントのカン・ホドンやイ・スグン、SMエンターテインメントの後輩であるSHINeeのミンホが映像で登場するシーンもあった。
そんなSUPER JUNIORの先輩であり、第2世代の初期グループである東方神起の元メンバー、ジェジュンはデビュー20周年を迎えて新曲を発表する。
ジェジュンは6月26日、4thフルアルバム『FLOWER GARDEN』を通じて、約2年ぶりに本業に復帰する。これまで演技やバラエティ番組で主にファンに会ってきたジェジュンのソロ活動の便りに、ファンらも大きな期待を寄せている。
ジェジュンはアルバム発表後、7月20～21日にソウル奨忠（チャンチュン）体育館で、アルバムと同名のコンサート「20TH ANNIVERSARY 2024 KIM JAE JOONG ASIA TOUR CONCERT ‘FLOWER GARDEN’ in SEOUL」を開催する。
第2世代を代表するグループBIGBANGのG-DRAGONは最近、韓国の国立大学KAISTの特任教授に任命されて注目を集めた。
昨年、YGエンターテインメントと専属契約が終了し、メタバース専門企業のギャラクシー・コーポレーションに移籍したことがきっかけになった。
G-DRAGONは6月5日、KAISTで開かれた「イノベートコリア2024」行事に参加し、年内にソロアルバムを発表する計画と明らかにした。K-POP界では、G-DRAGONの誕生日である8月の新譜発表を有力視している。
現在進行形で華やかな活動を続ける「第2世代」スターたちから目が離せない。
◇ジェジュン プロフィール
1986年1月26日生まれ。歌手を夢見て2001年に単身でソウルにわたり、同年9月に開催されたSMエンターテインメントによるオーディション「第2回SMベスト選抜大会」でスタイルトップ部門1位を獲得。新聞配達や工事現場といった複数のアルバイトで生計を立てながら練習生としてレッスンに通った。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJとして活動。2017年以降はソロ歌手として日韓で多方面に活動しており、L’Arc～en～CielのHYDEや城田優、Mattなど、日本の著名人とも親交が深い。
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結した。
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