所属事務所のATTRAKTがガールズグループFIFTY FIFTYの商標権を取得した。
【注目】“クビ”メンバー3人が事務所代表を告発するも「嫌疑なし」
ATTRAKTの関係者は6月21日、本サイト提携メディア『OSEN』に「FIFTY FIFTYの商標権を出願し、最近手続きを終えた」と公式立場を明らかにした。
FIFTY FIFTYは2023年6月、いわゆる「FIFTY FIFTY事態」と呼ばれるメンバーと所属事務所の専属契約紛争を経験した。これに先立ってATTRAKT側は昨年5月、FIFTY FIFTYの商標権取得のための出願停止申請を行い、それから1年で正式登録作業を完了した。
特にこの過程で、メンバー4人のうち唯一、所属事務所に復帰したキナの同意書が大きな役割を果たしたという。依然として紛争中の“元メンバー”の3人は、同意書提出対象者ではないとのことだ。
ATTRAKT側は韓国だけでなく、中国、イギリス、台湾、EUなどで商標権登録を終えた。その他にアメリカ、日本、タイ、ベトナム、インドネシアなどでも商標権の審査が進行中だ。
なお、もともとのメンバー4人のうち、3人が事務所を離れたFIFTY FIFTYは、既存のメンバーであるキナと新しいメンバーを追加し、5人組に生まれ変わる。9月に新しいアルバムをリリースする計画だ。
(記事提供=OSEN)
◇FIFTY FIFTYとは?
キナ(2002年生まれ)、セナ(2004年生まれ)、シオ(2004年生まれ)、アラン(2004年生まれ)の4人で構成されたガールズグループ。全員が韓国出身。2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビュー。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に25週連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし同年6月、突然メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出し、所属事務所との紛争が始まった。最終的にキナだけが復帰。所属事務所は同年10月、3人に専属契約解除を通知した。
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