女優コ・ヒョンジョンが自身にまつわるパワハラの噂を釈明したなか、過去の“争い”に注目が集まっている。
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6月20日、ファッションマガジン『ELLE KOREA』のYouTubeチャンネルでは、「(衝撃)コ・ヒョンジョン洗顔方法の出所はコ・ヒョンジョンではないか?愛らしい“サップT” #コ・ヒョンジョンの絵文字インタビュー」という映像が公開された。
この映像でコ・ヒョンジョンは、「人が見るコ・ヒョンジョン、私(自分)が見るコ・ヒョンジョン(を話してほしい)」という質問に、「皆さんは私を、仕事をする姿や記事を通じて見るので、強くてたくましい姿をたくさん見るのではないかと思う。でも私も悔しいことも多く、世の中のことに共感もする、そんな面もたくさんある」と話した。
続いて、歌手チョン・ジェヒョンのYouTubeチャンネルに出演した際、「私は思ったより優しいです」と話したことに言及。「パワハラをたくさんすると言われて、そのような話を聞いたら無念だと言った。私は私的な場でそのような話をあまりしないので、我慢してきたが、ジェヒョンさんとは親交があったので、その時に話すことになった。害はない」と笑いながら述べた。
これとともに、コ・ヒョンジョンが言及した“パワハラデマ”に対する関心が寄せられることとなった。これは2018年2月、SBSドラマ『リターン -真相-』出演中に浮上した問題で、コ・ヒョンジョンはスタッフとの間に溝が生じたことから、途中降板する事態になった。
当時、コ・ヒョンジョンが収録中に行方をくらましたという便りが伝えられたあと、製作陣とコ・ヒョンジョンの間に不和説が登場した。
これに対しては双方の主張がハッキリと分かれたことで、世間も混乱。SBSとドラマスタッフたちは、「コ・ヒョンジョンが演出家を罵って押したのが事実だ」とし、俳優が現場で要求した点について不満を表わした。
コ・ヒョンジョンの暴行の噂と同時に、演出家がコ・ヒョンジョンに度を越した行動をしたという反論も同時に出てきた。双方が相反する主張を展開したのだった。
結局、ドラマの途中で主演が交替されるという類を見ない事態へと発展。コ・ヒョンジョン側は「ドラマ側から降板通知を受け、コ・ヒョンジョンが責任を負って最終的に降りることに決めた。私たちも降板することになるとは思わなかった」とし、「暴行説は話にならない。現場で暴行はなかった」と反論した。
ただ、コ・ヒョンジョンの『リターン』降板後も余波は収まらなかった。多数のドラマで彼女がパワハラをしていたという噂が広がったりもした。しかし、噂が広まってから6年ぶりに自らの口で釈明し、悔しさを表わした。
(記事提供=OSEN)
◇コ・ヒョンジョン プロフィール
1971年3月2日生まれ。1989年の第33回ミス・コリアで入賞してデビュー。数々のドラマに出演しながら、1995年に韓国ドラマ史上第2位の視聴率を記録した『砂時計』に出演し、スターダムにのし上がった。その直後に結婚して一時引退するも、2003年に離婚。2005年のドラマ『春の日』で完全復活を果たす。2009年に放送されたドラマ『善徳女王』で、主人公のライバルである美室(ミシル)役を演じたことから、日本でもその名が知られている。
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