メンバーの分裂騒動で注目されたガールズグループFIFTY FIFTYの所属事務所ATTRAKTが、その騒動の“黒幕”とされる外注業者The Givers社のアン・ソンイル代表などを別件で告訴した。
【写真】「後悔している」FIFTY FIFTY・キナ、“黒幕”を明かす
ATTRAKTの法定代理人であるイ・ソヒ弁護士は6月7日、The Giversの職員5人と歌手ソン・スンヨンを著作権の無断変更で告訴したことを知らせた。
イ弁護士は「The Givers側のこのような行為は、ATTRAKT側がThe Giversを全面的に信頼することを機に行われたものとみられ、『Under the Full Moon (Alok Remix)』の著作権の持分を得るための一連の過程で、様々な犯罪に手を染めた疑惑が捉えられ、告訴することになった」と立場を明らかにした。
同日、とある韓国メディアはThe Giversの職員5人と歌手ソン・スンヨンなどが、署名偽造および行使、印章不正使用および行使、私文書偽造および行使、著作権法違反、業務上背任の疑いで刑事告訴されたと伝えた。
ATTRAKTは2021年、韓国JTBCの国楽バラエティ番組『風流大将』(原題)を総括しながら、The Giversを外注業者として投入し、DJ Alokの交渉などを任せた。しかしThe Giversは、Alokとの契約書に手をつけて契約者を任意に変え、著作権の持分も変更した。
『Under the Full Moon (Alok Remix)』の著作権を登録しながら、Alokが50.0%、アン・ソンイルが37.5%、ソン・スンヨンが5.0%、The Givers職員キム氏5.0%、イ本部長2.5%と分配されたという。
ATTRAKTの代表だったキム・ジョンオンの同意なく申告者名にATTRAKTと記載し、法人印鑑を押したとされる。
なおATTRAKTは2023年9月27日、The Giversと役職員に対して、不法行為および債務不履行による損害賠償を請求する内容の訴訟を提起している。
異例の大ヒットで“奇跡のグループ”と呼ばれたFIFTY FIFTYは、一連の騒動で4人組から1人となった。
■命運が天国と地獄に分かれたFIFTY FIFTYメンバーたち…取り戻せない“選択ミス”
前へ
次へ