女優キム・ヒオラが海外へと進出する。
【写真】『ザ・グローリー』女優、実際に不良グループだった“過去”
キム・ヒオラの所属事務所グラム・エンターテインメントは5月30日、「キム・ヒオラは最近、アメリカのマネジメントと出会い、有名エージェントと協業することに決め、世界進出のための拠点を用意した」と明らかにした。
Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』でブレイクしたキム・ヒオラは、これまで海外から継続してラブコールを受けてきた。1カ月間、アメリカに滞在し、多数のマネジメントやエージェントとミーティングを実施。緊密な議論の末、俳優マネージャーのミア・チョと手を組み、本格的な世界進出に乗り出す。
それだけでなく、キム・ヒオラはブラッド・ピット、トム・クルーズ、イ・ジョンジェなどが所属しているCAA(Creative Artists Agency)、ユアン・マクレガー、サンドラ・オーなどハリウッドスターたちのエージェントを担当しているUTA(United Talent Agency)、そしてアンジェリーナ・ジョリー、アダム・サンドラー、クリスチャン・ベイルらが属しているWME(William Morris Endeavor)など、世界最大のエンターテインメントエージェントとも協業するという。
2009年にミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』でデビューしたキム・ヒオラは、演劇とミュージカルを主戦場として演技力を養ってきた。そして2021年のドラマ『怪物』をきっかけに映像作品にも活動範囲を広げ、『賢い医師生活』シーズン2、『バッド・アンド・クレイジー』『リーガル・クレイジー 真剣勝負』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『悪霊狩猟団:カウンターズ』と、近年の話題作に出演して強烈なインパクトを残した。
その一方で、2023年には学生時代の“いじめ”疑惑が囁かれた。当時、韓国メディア『ディスパッチ』は、キム・ヒオラが中学生時代、いわゆる“不良グループ”のメンバーだったと報道。情報提供者によると、キム・ヒオラがタバコのパシリをさせたり、金銭を奪ったりしたと主張。反面、キム・ヒオラを擁護する同級生たちも登場し、真実はさらに謎に包まれたが、今年4月に当事者たちと和解したと発表し、終結した。
なお、海外進出を予告したキム・ヒオラは今後、演技だけでなく、現地で楽曲をリリースし、歌手活動も並行して行うという。また、次回作として提案された韓国作品を検討中だとも伝えられている。
◇キム・ヒオラ プロフィール
1989年3月18日生まれ。本名同じ。高校時代に友人とともに仁徳(インドク)大学校主催のミュージカル大会に出場し、1位を受賞。その賞金300万ウォン(約30万円)でソウルに上京し、演技を学んだ。その後、2009年にミュージカル『ミュージックボックス』で役者デビュー。2021年までで30作を超えるミュージカル及び演劇に出演した。2021年以降はドラマでの露出が活発になり、『賢い医師生活』シーズン2や『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』といった人気作に立て続けに出演している。芸術肌で絵画を趣味としており、各種展示会で自身の作品を販売している。商業画家としても十分通じるとされているが本人にそのつもりはなく、展示会で得た収益の50%を障がい者のための寄付金にあてている。
■【画像】いじめ疑惑でLE SSERAFIMから脱退したキム・ガラム?“悪口まみれの机”が話題
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