IVEのウォニョンを筆頭に、有名人への誹謗中傷、フェイクニュース動画を製作して流布したユーチューバーの財産が凍結された。
5月24日、韓国法曹界によると仁川(インチョン)地検刑事1部は最近、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律上の名誉毀損と侮辱などの容疑で起訴したユーチューバーA氏の一部財産に対して、起訴前の追徴保全を請求し、裁判所が認めたという。
追徴保全とは、被疑者が犯罪で得た収益や財産を、刑が確定する前に譲渡や売買などで処分できないように凍結する措置。A氏の財産は不動産や預金債券など、2億1000万ウォン(約2400万円)相当にも上る。検察は裁判所の決定をもとに、A氏の犯罪収益金を還収する方針だ。
なお、A氏は2021年10月から昨年6月まで、YouTubeチャンネル『タルドク収容所』を運営し、有名芸能人やインフルエンサーなどを中傷する動画を数十回にわたり掲載。現在、名誉毀損などの疑いなどを受けている。
調査の結果、A氏はチャンネルを有料会員制で運営し、2021年6月からの2年間で2億5000万ウォン(約2900万円)の収益を得たとされている。
ウォニョンと所属事務所のSTARSHIPエンターテインメントは昨年7月、悪質コメントやサイバーレッカー(社会的イシューを繋ぎ合わせて悪質な捏造を行うユーチューバーやインフルエンサー)との戦争を宣言し、『タルドク収容所』のA氏を相手に民事・刑事訴訟、海外での訴訟を進めている。
(記事提供=OSEN)
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