いよいよ明日(10日)、ADOR理事会招集へ…HYBEとの“経営権奪取”疑惑騒動の分水嶺となるか

2024年05月09日 話題

韓国大手芸能事務所HYBEと、その傘下レーベルADORの内紛が続くなか、ADORが理事会を招集する。

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今回の騒動の分水嶺になると見られるため、大きな注目が集まっている。

本サイト提携メディア『OSEN』が確認した結果、ADORは5月10日9時より、ソウル某所で理事会を開催することがわかった。

現在、理事会の上程議案は臨時株主総会の招集だという。これに先立ち、ADORのミン・ヒジン代表側は4月30日、ソウル西部地裁で開かれた臨時株主総会の招集許可申請の審問期日で、5月10日までに理事会を開き、月末までに臨時株主総会を開くと明らかにしたことがある。

この日程は、HYBE側が裁判所に臨時株主総会招集の許可申請を通じて推進する計画よりも、1~2週間ほど早い。

臨時株主総会のタイミングは?

ミン・ヒジン
4月25日に行われた会見でのミン・ヒジン代表

ただ、現時点では、ADORが臨時株主総会でどのような案件を持ち出すのかは知られていない。HYBEがADOR株を80%保有している状況上、臨時株主総会が開かれれば、代表理事解任案の上程・通過を防ぐことは難しい。

また、ADOR側が裁判所に明かした日程を考慮すると、臨時株主総会は27日から30日の間が有力な状況だ。理事会で臨時株主総会の招集が決まれば、招集通知に15日ほどかかるため、最も早いタイミングでも27日となる。

もしもADOR理事会が約束とは異なり、臨時株主総会の招集を拒否すれば、裁判所が13日に臨時株主総会招集許可を受け入れるものと見られる。

なお、HYBEとADORの葛藤が表面化したのは4月22日のこと。HYBEは同日午前、ミン・ヒジン代表らが本社から独立しようとしているという証拠をつかんだという名目で、ミン・ヒジン代表とADOR経営陣A氏などに対する監査に着手した。

知られていることによると、ミン・ヒジン代表とA氏が投資家を誘致するために対外秘の契約書などを流出させ、HYBEが保有するADOR株を売るよう誘導する案を議論したという。中間監査の結果では、監査対象者のうち1人が経営権奪取計画、外部投資家接触の事実が含まれた情報資産を証拠として提出し、HYBEを攻撃するための文書を作成した事実も認めた。

これに対してミン・ヒジン代表は25日、緊急記者会見を実施。「内部告発をしたら監査が入ってきた」「証拠として提示された文書は、会社に対する愚痴を含まれた私的な会話を副社長がメモしたもの」と釈明し、経営権奪取疑惑を全面否認した。

一方、HYBEは告発状を提出し、ミン・ヒジン代表が応じなかった理事会招集に対して裁判所に臨時株主総会招集許可要請を申請した。ミン・ヒジン代表が記者会見で主張した内容にも反論するとともに、「アーティストと両親たちについて持続的に言及することは、アーティストの価値を傷つけることなので中断してほしい」と要請していた。

“お家騒動”が続くなかでも、ADORに所属するNewJeansはカムバック活動を着々と進めている。4月27日には新曲『Bubble Gum』のミュージックビデオを公開した。

(記事提供=OSEN)

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