『愛の不時着』超えでも人気賞だけ?『涙の女王』キム・スヒョン、「百想」事実上無冠にファン不満

2024年05月08日 話題 #韓国ドラマ

Netflixでも配信されたtvNドラマ『涙の女王』で主演を務めた俳優キム・スヒョンが、“韓国のゴールデングローブ賞”と呼ばれる最大級の授賞式「百想(ペクサン)芸術大賞」で人気賞のみの受賞にとどまり、ファンから不満の声が挙がっている。

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キム・スヒョンは5月7日、ソウル江南(カンナム)区のCOEXで行われた「第60回百想芸術大賞」で、K-POPガールズグループIVEのアン・ユジンとともに「PRIZM人気賞」を受賞した。

キム・スヒョンはテレビ部門の男子最優秀演技賞の候補にも名を連ねていたが、同賞に輝いたのはMBCドラマ『恋人』(原題)の主演俳優ナムグン・ミンだった。

危機的状況に陥っていたMBCドラマを、驚くべき演技力で復活させたナムグン・ミンの受賞は確かに納得できる。

ただ、事実上の“2024年最高のコンテンツ”に挙げられる『涙の女王』で主人公を務めたキム・スヒョンが、数多の賞があるなかで人気賞だけの表彰に終わったことに、ファンは「残念だ」という反応を示している。

実際、「第60回百想芸術大賞」が行われた間、各種オンラインコミュニティではリアルタイムで、キム・スヒョンのテレビ部門大賞受賞が予測されたりもした。

だが、実際にはDisney+オリジナルシリーズ『ムービング』が大賞を受賞。キム・スヒョンが事実上の“無冠”に終わると、ネット上では「不思議だ」という反応が挙がっていた。

オンラインコミュニティでは「キム・スヒョンがなぜ大賞じゃないんだ」という投稿が少なくなかった。一部のファンは『ムービング』の受賞が発表された直後、怒りを爆発させていた。

キム・スヒョン
キム・スヒョン

「“時期”が良くなかった」

最高視聴率24.9%(ニールセンコリア、ケーブル基準)と、『愛の不時着』を越えてtvNドラマ歴代最高視聴率を更新する大ヒットを記録した『涙の女王』。

すべてのイシューを飲み込むほどにその波及力は大きく、主演のキム・スヒョンと女優キム・ジウォンをはじめ、俳優パク・ソンフン、女優イ・ジュビン、俳優クァク・ドンヨンなど、主要出演陣に対する関心も大きかった。

「百想芸術大賞」もこのような人気ぶりを十分に認知していたはずだったが、“時期”が良くなかった。

今回の「第60回百想芸術大賞」では、2023年4月1日から2024年3月31日までに出品された作品だけを審査する。

ただ、『涙の女王』は3月9日から放送が始まり、4月28日に最終回を迎えた。放送4週目時点で審査が終了したため、実際の人気ほどの表彰を得られなかったという評価だ。

『涙の女王』の初回放送があと1カ月だけ早ければ、大賞は主演キム・スヒョン、あるいは『涙の女王』だったという見方もある。

なお、1965年から始まった「百想芸術大賞」は、テレビ、映画、演劇などすべての大衆文化芸術を表彰する韓国最大の総合芸術授賞式だ。

第60回の審査対象は、2023年4月1日から2024年3月31日まで地上波、総合編成、ケーブル、OTT、ウェブで提供されたコンテンツ、同時期に韓国国内で公開された韓国長編映画及び公演された演劇とされた。

業界専門評価委員60人に部門別の事前アンケートを行った後、テレビ、映画、演劇を代表する専門家たちの推薦で委嘱された部門別審査委員が、厳しい審査過程を経て最終候補を決定した。

◇キム・スヒョン プロフィール

1988年2月16日生まれ。2007年にシチュエーションコメディ『キムチ・チーズ・スマイル』でデビューし、2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。俳優になったきっかけは、内向的な性格を心配した母親が演劇を勧めたこと。

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