韓国の男性ユーチューバーが、許可なく線路に侵入した疑いで鉄道事業者から告発された。
韓国鉄道公社（KORAIL）は5月3日、ユーチューバーのDDotty（ドッティ）を鉄道安全法違反の疑いで鉄道司法警察隊に告発したことを明らかにした。
これに先立ち、DDottyはソウル龍山（ヨンサン）区の「三角白浜踏切」近隣鉄道に無断で立ち入り、動画を撮影して自身のSNSにアップロードした。
この行為が物議を醸すと、DDottyの所属事務所サンドボックス・ネットワーク側は、立場文を通じて「施設撮影に対する事前許可を受けていない点が確認された。お詫び申し上げる」と明らかにした。
続けて、「制作陣の事前調査が十分ではなく、廃線と誤認し、事前許可を省略したという点が確認された」と付け加えた。
また、「手続き上、不十分な部分があった点を認める。同じ問題が繰り返されないように方法を模索し、撮影過程全般に慎重を期する」と伝えた。
鉄道司法警察隊は今後、DDotty本人などを対象に線路進入経路や時点などを確認する計画だ。
鉄道安全法違反の有無が確認された場合、DDottyには過料が賦課される。
なお、DDotty（本名ナ・ヒソン）は1986年12月生まれの37歳。2013年よりユーチューバーとしての活動を始め、チャンネル登録者数は現時点で約234万人、総視聴回数は約28億3190万回を記録している。
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