ガールズグループKep1er(ケプラー)が解散する見通しだ。
4月25日、韓国メディア『スターニュース』によると、Kep1erのメンバー9人は来る7月を最後に各自の所属事務所に戻る。
彼女たちは活動終了前にアルバム活動やコンサートを開催し、ファンに別れを告げるという。
そもそもKep1erは、2021年10月に終映したオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』(Mnet)を通じて結成されたグループだ。
ユジン、シャオティン、マシロ、チェヒョン、ダヨン、ヒカル、ヒュニンバヒエ、ヨンウン、イェソで結成され、2022年1月にミニアルバム『FISRT IMPACT』デビューした。マシロとヒカルは日本人メンバーだ。
オーディション番組から生まれたプロジェクトグループは「2年6カ月」といった期間を定めてチーム活動するのが一般的で、IZ*ONEやWanna Oneといった人気プロジェクトグループも期間内で解散している。特にIZ*ONEの場合、ファンがクラウドファンディングで数億円を集めて活動継続を支持したが、予定通りに解散となった。
先立って昨年9月、Kep1er側が定められた期間以上の活動延長のために動いていると報じられた。所属事務所WAKEONEが各メンバーの所属事務所の経営陣に会ったのだ。
しかしKep1er側が各所属事務所にプロジェクト活動の延長を提案したものの、調整は上手くいかなかった。
当時、WAKEONE、SWINGエンターテインメントは「Kep1erプロジェクトの中盤が過ぎただけに、アーティストの長期的な活動ロードマップや戦略樹立のために先制的に協議の場を持ち、すべての所属事務所に同じ提案をしたのは事実」と明かした。
ただし「全所属事務所の合意のために最善を尽くしたが、今回は調整できなかった。まだ活動期間も残っており、相互継続的に協議していく」と、調整が不発に終わったことを伝えていた。
その後も調整は続いたと見られ、実現すればオーディション番組発のプロジェクトグループとしては初めて契約延長となったわけだったが、最後まで合意することはできず、最終的に予定通り解散することになったと見られる。
なおKep1erは来る5月8日、初の日本フルアルバム『Kep1going』をリリースする予定だ。
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