“底”から始まったIZ*ONE出身クォン・ウンビの芸能人生が花開いた。
クォン・ウンビが24億ウォン（約2億6500万円）の戸建てを購入したという。2度のガールズグループを経てソロデビューし、昨年に大ブレイクした彼女だが、休むことなく地道に活動してきた末の成果だった。
4月16日、ある韓国メディアは不動産業界の言葉を借りて、クォン・ウンビが3月12日にソウル城東区・松亭洞（ソンドング・ソンジョンドン）の中浪川（チュンナンチョン）沿いに位置する戸建て住宅を、24億ウォンで購入した締結したと報じた。
報道によると、クォン・ウンビが購入した建物は、女優コ・ソヨンが2022年に買い入れたビルの向かい側に位置した小さなビルだという。来る6月に残金を払い、新たな住人になると知られ話題を集めている。
クォン・ウンビはソロアーティストとして成功するまで、絶え間ない努力を続けてきた。
彼女はカジュという芸名で2014年にガールズグループ「Ye-A」の一員としてデビューし、1年余り活動。デビュー前の高校時代には、SecretやGirl’s Dayのバックダンサーとして活動したこともある。
その後、2015年に現所属事務所のWoollimエンターテインメントに練習生として入り、再デビューのために努力してきた。当時もWoollim所属のINFINITE、LOVELYZの公演にバックダンサーとして参加するなど、休むことなく地道に活動していた。
そんな彼女の転機となったのは、2018年のオーディションプログラム『PRODUCE 48』への出演だった。最終メンバーに選ばれたクォン・ウンビはIZ*ONEとして再デビューし、リーダーとしてチームを率いた。宮脇咲良、チャン・ウォニョンなども所属していたIZ*ONEと日韓両国で多くの愛を受け、2021年3月まで活動。活動が終了した今も“伝説のガールズグループ”としてアイドルファンの間では語り継がれている。
IZ*ONE解散後、ほとんどのメンバーは所属事務所に戻って再デビュー、もしくはソロアーティスト、女優に転向するなど第2章を始めた。クォン・ウンビも2021年8月に初のソロアルバムを発表し、ソロのスタートを知らせたものの、IZ*ONE時代ほどの注目を集められなかった。
だが、ここで第2の転機が訪れたのだった。
2022年に発表した楽曲『Underwater』が遅れて音楽チャートで頭角をあらわすと、夏フェス「ウォーターボム」で人気に火が付いた。“次世代ウォーターボム女神”という修飾語を得た彼女は2023年、大学学園祭からのオファー1位になるなど、多くの愛を受けた。
そんなクォン・ウンビは今年もウォーターボムの公演ラインナップに名を連ねた。艱難辛苦を味わった末に、ようやく実を結ぼうとしている。
（記事提供＝OSEN）
◇クォン・ウンビ プロフィール
1995年9月27日生まれ。2018年に韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演し、IZ*ONEのメンバーとしてデビューした。2014年に一度ガールズグループYe-Aのメンバーとして芸能活動を行っており、当時の芸名はカジュ。IZ*ONEではリーダーを務めた。端正な顔立ちでクールな印象を与える一方で、ネット上では「天然」や「ポンコツリーダー」と呼ばれたことも。IZ*ONE解散後、2021年8月に1stミニアルバム『OPEN』でソロデビューを果たした。
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