キム・スヒョン、キム・ジウォンが世紀のロマンスを完成させつつある。
【注目】キム・スヒョン、ドラマ1話あたりの出演料は3億ウォン?
毎週土、日曜日の夜、視聴者を寝かせないドラマ『涙の女王』。キム・スヒョンとキム・ジウォンは劇中、3年目の夫婦ペク・ヒョヌ、ホン・ヘインの感情変化を描きながら視聴者をのめり込ませている。
インターン時代に初めて会ったベク・ヒョヌ(演者キム・スヒョン)とホン・ヘイン(演者キム・ジウォン)の初々しい恋愛時代は視聴者をドキドキさせた。ホン・ヘインが財閥3世ということを知らないまま恋に落ちたベク・ヒョヌは、「借金があってもそばにいる」と伝えホン・ヘインを魅了した。ホン・ヘインもやはり自身の正体を知って衝撃をうけたペク・ヒョヌを、ヘリコプターに乗って迎えにいき「私だけを信じて」と頼もしい告白でペク・ヒョヌをときめかせた。
新婚時代の幸せが大きかった分、結婚して3年後、2人の葛藤はより一層激しく感じられた。苛酷すぎる妻の実家での暮らしに苦しめられたベク・ヒョヌは、ホン・ヘインに対する感情も薄れていき、ホン・ヘインはそのような夫に寂しさを感じつつも先に話を切り出すことができなかった。2年前、夫婦にとって大きなプレゼントとなった赤ちゃんを流産してしまい、口論の末、各自別の部屋を使うようになってから、さらに会話は減っていく。
しかし、ホン・ヘインに予期せぬ危機が訪れ、凍りついていた夫婦関係も新しい転換期を迎えた。お互いを守っている間、ベク・ヒョヌとホン・ヘインはこれまで忘れていた感情を振り返り、相手を愛し始めた。キム・スヒョンとキム・ジウォンは夫婦間の冷戦から再びときめく姿まで、キャラクターの感情を細かく表現した。
そうかと思えば、第6話でホン・ヘインがペク・ヒョヌの書いた離婚書類を知り、復活するかと思えた夫婦の関係には完全にひびが入ってしまう。夫の裏切りに包まれたホン・ヘインは、生きようとする意志までなくし、そんな妻が心配になったベク・ヒョヌは、心にもない厳しい言葉で妻の復讐心を目覚めさせる。
病状まで悪化し、少しずつ記憶をなくしてしまうホン・ヘインと、その姿を見つめるベク・ヒョヌの目つきは、見る人たちまで涙ぐませた。離婚合意を終え、他人になり、ひどい侮辱を受けながらもホン・ヘインのそばをずっと守りながら、切ない純愛を見せている。
ホン・ヘインもやはり見て見ぬふりをしてきた夫の苦しみを聞きながら申し訳ないと感じ、ベク・ヒョヌの一言で生きたいという切実さが強まるなど、夫婦の気持ちは依然としてお互いに向かっていた。毎場面、ディテールな演技で説得力を吹き込むキム・スヒョンとキム・ジウォンの活躍が感嘆させる。
このように『涙の女王』は、キム・スヒョンとキム・ジウォンの熱演で毎回深い余韻を伝えている。ときめき、怒り、切なさなど状況によって刻々と変化する2人の圧巻の演技のかいもあり、最新話(第8話)は首都圏世帯基準平均17.9%、最高20.2%を記録。毎週視聴率を更新しつづけているため、どこまで伸びるのか楽しみだ。
キム・スヒョンとキム・ジウォンの活躍は、毎週土、日曜日21時20分から放送の『涙の女王』で確認できる。日本ではNetflixを通じて視聴可能だ。
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