「個人的なことで、ドラマ関係者に迷惑をかけるのではないかと心配だ」
夫と離婚訴訟中と明かした女優ファン・ジョンウムが堂々と公の場に姿を現した。
彼女は3月27日、ソウルのSBS本社で行われた金土ドラマ『7人の復活』(原題)制作発表会に参加し、「2年ほど準備して撮影するときにすべての情熱を注いだ作品が『7人の脱出』と『7人の復活』だ」と述べた。
続けて「演技は演技であり、個人史は個人史だ。演技するときは高度の集中力が必要で、個人的に大変なこともあったが、影響を受けることはなかった」と話した。
2020年にも裁判所に離婚調停申請書を提出したことのあるファン・ジョンウムは当時、調停を通じて関係を修復し、2人目を妊娠・出産した。しかし、それから4年で再び離婚訴訟を提起した。
さらには、プロゴルファー出身の事業家の夫の顔や個人情報まですべて公開した。様々なルートを通じて、自分の離婚に関する発言を続けることもやめなかった。
そんななかで出演ドラマ『7人の復活』が3月29日に初放送を控えている。私生活が難しい状況だけに、公の場を避けると予想されていたファン・ジョンウムだったが、制作発表会に姿を現し、私生活よりも作品を優先すると伝えた。
普段から自身のSNSに、2人の子供と一緒に撮った写真と愛情たっぷりのコメントをたくさん残してきたファン・ジョンウムは、劇中、母性愛というものが少しもない“クム・ラヒ”を演じる。
ファン・ジョンウムは「私の人生は子供を産む前と後に分かれる。誰かの犠牲になることを教えてくれた2人の子供に感謝する。そのためか、母性愛のないラヒに近づき、理解するまでに多くの時間がかかった」と話した。
続けて「私も熱心に演技するが、シン・ウンギョンとユン・ジョンフン、オム・ギジュンも全員が最善を尽くした。俳優たちの演技が『7人の復活』の観戦ポイント」とし、「『7人の脱出』では将軍のような女性だった。腹式呼吸も増えた。『7人の復活』では多様な感情を見せるだろう」と述べた。
『7人の復活』は総制作費460億ウォン(約46億円)が投入された大作だ。オム・ギジュンをはじめ、ファン・ジョンウム、イ・ジュン、イ・ユビ、チョ・ユニなど名高い俳優たちも合流した。『ペントハウス』で知られるキム・スンオク作家の『7人の脱出』(2023)は当然、成功すると予想された。したがってシーズン1の成績が出る前に、シーズン2(7人の復活)の制作に突入した。
しかし予想とは異なり、『7人の脱出』は過度に刺激的だという評価だけを受けた。現実味を離れてしまったシーンが多かった。CGも微妙で、俳優たちの演技も感情的だった。「キム・スンオクワールド」を寛大に見守った視聴者さえ不満を抱いた。メインPDもチュ・ドンミンPDから、Bチームを担当していたオ・ジュンヒョクPDに交替された。
これと関連してオ・ジュンヒョクPDは「『7人の脱出』の後続作でもあるが、『7人の復活』で新しく出発すると考える。罪を犯した人々を断罪し、復讐もしながら、苦しい部分をすっきり解決するだろう」と話した。
『7人の復活』は、生まれ変わった7人の凄絶で強烈な共助を描く。
チョ・ユニは「最初は悪役がよく似合うと思ったが、ずっと悪いことばかりするので大変だ。当分、悪役はやらないと思う。善良な役割に渇きが生じた」と話した。
イ・ユビは「先輩たちのエネルギーが本当に良くて、感情がたくさん入るシーンも難しくなかった」とし、「ただあまりにも悪いことをたくさんしたためか、目つきが悪くなったという話をたくさん聞くようになった」と話した。
新ドラマ『7人の復活』は、来る3月29日22時に韓国SBSで初放送される予定だ。
◇ファン・ジョンウム プロフィール
1984年12月25日生まれ。2001年にK-POPガールズグループ「Sugar(シュガー)」でデビュー。2004年にSugarを脱退し、2005年のドラマ『ルル姫』をきっかけに演技を開始。2009年『明日に向かってハイキック』で大きな注目を集めた。以降、『ジャイアント』(2010)、『私の心が聞こえる?』(2011)、『ゴールデンタイム』(2012)、『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』(2015)など、さまざまな作品活動を通じて演技力と人気を証明。2020年は『サンガプ屋台』や『あいつがそいつだ』で主演を務めた。
前へ
次へ