Netflixでも好評配信中のドラマ『涙の女王』で話題の俳優キム・スヒョンの“出演料”をめぐる議論が繰り広げられている。
ドラマ1話あたりの出演料が「いくらか」というのが争点だ。
3月26日、とあるメディアは『涙の女王』に出演中のキム・スヒョンが1話あたり8億ウォン(約8000万円)の出演料を受け取っていると報じた。
これまでキム・スヒョンが受け取った最高出演料は、2021年のCoupang Playオリジナルドラマ『ある日』の1話あたり5億ウォン(約5000万円)だったが、今回の作品で8億ウォンに急上昇したと伝えた。
もし1話あたりの出演料が8億ウォンと仮定した場合、キム・スヒョンが『涙の女王』で受け取る出演料は計16話、128億ウォン(約12億8000万円)となる。
『涙の女王』の制作費は約400億ウォン(約40億円)とされており、制作費の3分の1近くがキム・スヒョンの出演料として消える計算だ。
ただ、そんな報道に対して『涙の女王』の制作会社であるスタジオドラゴンは同日、キム・スヒョンの出演料が1話あたり8億ウォンという報道は事実ではないと否認した。
最近、ほんの一握りのトップ俳優の出演料が暴騰し、韓国ドラマ業界全体に悪影響が及んでいるとし、韓国ドラマ制作者協会がトップ俳優に自省を要求したりした。その際、たしかにキム・スヒョンの名前が報じられたりもした。
それでもドラマ側が「1話8億ウォン」という出演料については、すぐに否定した格好だ。
なお『涙の女王』は、財閥3世のホン・ヘイン(演者キム・ジウォン)と田舎出身のペク・ヒョヌ(演者キム・スヒョン)の結婚3年目の夫婦の危機と、奇跡のように再び始まる愛の物語を描いた作品だ。
去る3月24日に放送された最新の第6話は、視聴率14.1%を記録しており、大ヒットを予感させている。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。俳優になったきっかけは、内向的な性格を心配した母親が演劇を勧めたこと。
■とんでもない流れ弾…キム・スヒョンに熱愛説、“飲酒運転”女優の悪質な沈黙
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