大谷翔平の韓国初戦に登場したスタイル抜群女優による「密着レギンス始球式」…その“元祖”とは?【写真】

2024年03月18日 話題 #MLB #野球

女優クララに次ぐ、新しい伝説の“レギンス始球式”が誕生した。女優チョン・ジョンソがレギンス姿で始球式を行い、ソウル高尺(コチョク)スカイドームを熱くした。

【写真】チョン・ジョンソの“レギンス始球式”

ソウル高尺スカイドームでは3月17日、「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」の一環でロサンゼルス・ドジャース対キウム・ヒーローズの練習試合が行われた。この試合は、大谷翔平が韓国の野球ファンの前でドジャース移籍後初めてプレーを見せる舞台として大きな関心を集めていた。

チョン・ジョンソは始球者として参加した。

最近、ドラマ『ウェディング・インポッシブル』(tvN)を通じて視聴者に会っているチョン・ジョンソであるだけに、彼女の始球式に対する熱い関心が予想されていたが、結果的に予想以上の熱烈な反応が巻き起こった。彼女のファッションが理由だ。

始球式でチョン・ジョンソは、ドジャースの半袖クロップTシャツに灰褐色のレギンスを着て登場。ドジャースのシンボルカラーである白地に青色の縞模様が加わったニーソックスまで履いた。まさに“全身密着ファッション”だった。

チョン・ジョンソ
(写真提供=OSEN)3月17日、始球式を行ったチョン・ジョンソ

お腹や太ももなど、全身のラインが完全に表れる衣装だったが、何ひとつ欠点はなかった。むしろチョン・ジョンソは、しっかりとした腹筋と、ぜい肉のない鍛えられた体のラインで、感嘆を誘った。自然に編んだような長い髪もトレンディなスポーティーガールコンセプトを連想させた。

女優クララの“伝説の始球式”とは?

長らく語られそうなチョン・ジョンソの“レギンス始球式”だが、このファッションの元祖はチョン・ジョンソではない。

最も圧倒的な話題を集めたのは、女優のクララだった。

クララは2013年5月3日、ソウルの蚕室(チャムシル)野球場で行われた斗山ベアーズとLGツインズの試合で、始球式に登板した。短く切った斗山ベアーズのユニホームと、シマウマを連想させる縞模様のレギンスを着用し、見る者に衝撃を与えた。

当時、レギンスは下着の概念で、レギンスファッションが現在ほど普遍的なものではなかった。そんなクララの別名「シマウマレギンス始球式」は、試合よりもさらに熱い関心を集めた。

クララ
(写真提供=OSEN)クララ

体のラインが完全に現れる衣装に対して批判する声もあったが、運動競技の始球式であるだけに健康美を現し、同時にクララがたくさん練習したと思われる見事な投球フォームを見せたおかげで、依然として“伝説”として語られている。

クララ
(写真提供=OSEN)クララ

その後、様々なレギンスファッションが登場したが、クララの牙城に迫ることはなかった。そんななかでチョン・ジョンソのレギンス始球式が、新たなレジェンドとして注目を集めている。

ただ依然として、始球式におけるレギンスファッションについては議論が少なくない。レギンスファッションがスポーツウェアとしては認められたものの、普段着として適切かという議論が引き続きあるのが現状だからだ。

そのため今回のチョン・ジョンソについても「TPOを守らなければならない」「レギンスよりグローブに気を使え」「始球式ではなくヨガやピラティスのようだ」という指摘がある。一方で「何が問題なのか」「やりすぎずに良い」「本当に体型の管理を頑張ったようだ」「健康美があって良い」という意見も出ている。

いずれにしてもチョン・ジョンソの今回の始球式は、長らく語り継がれそうだ。

(記事提供=OSEN)

◇チョン・ジョンソ プロフィール

1994年7月5日生まれ。幼いころからカナダと韓国を行き来し、カナダで中学校を卒業し高校の途中で韓国に帰国した。演技のスクールに通いながら、事務所を見つけた。事務所との契約から3日後に『バーニング 劇場版』の主演に抜擢され、華々しいデビューを飾る。その後、Netflix映画『ザ・コール』でヨンスク役を演じ、新人らしくない演技力で話題となり、Netflix『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』でトーキョー役を演じて、知名度を上げた。

◇クララ プロフィール

1985年1月15日生まれ。モデルとして活躍したあと、2006年のドラマ『透明人間チェ・ジャンス』で女優に転身。以降、『お願い、キャプテン』(2012年)、『結婚の女神』(2013年)などに出演。アメリカのファッション誌『MODE』が選ぶ「世界で最も美しい女性100人」2014年版で2位にランクインしたことも。しかし事務所とのトラブルで、活動の拠点を中国に移すことに。2019年1月、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒の実業家サムエル・ファン氏と結婚した。

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