まだ15歳の歌手オ・ユジンにストーカー行為を繰り返し、起訴された60代の男性が懲役1年を求刑された。
【注目】まだ15歳のオ・ユジンに…60代男のストーカー行為とは?
昌原(チャンウォン)地方裁判所・晋州(チンジュ)支庁では3月5日、ストーカー処罰法違反や情報通信網法違反(名誉毀損)などの容疑をかけられた60代男性A氏の結審公判が開かれた。
そこで検察はA氏に懲役1年を求刑した。
検察は「犯行の回数が少なくなく、年齢がとても幼い被害者への犯行で、罪質が不良だ」とし、被害者と家族が精神的な苦痛を受けている点を強調した。
一方でA氏の弁護人は「自分なりの主観的な根拠から、(オ・ユジンを)娘と考え、犯行に及ぶことになって申し訳なく考えている」と善処を訴えた。
A氏は2023年5月頃からSNSやYouTubeなどを通じて、「オ・ユジンの母方の祖母しか確認できない。実の父、実の母はどうしたのか」「実の父母の姿は確認できないので疑問が増幅される」などとオ・ユジンの両親に対する疑惑を発信してきた。
さらには「自分こそがオ・ユジンの父親だ」と主張し、オ・ユジンの母方の祖母に直接電話をかけて出会いを要求するといった行為で、本人およびその家族に多大な不安感と恐怖心を抱かせた。
さらにA氏は、オ・ユジンの通う学校に直接訪れ、各種行事の会場にも姿を現したとされる。そのためオ・ユジンは、成人男性の姿を目にしただけで警戒心を抱くようになり、各種イベント会場でも不安感を隠せない深刻な事態に陥った。
オ・ユジンの所属事務所TOTALSETは昨年10月30日、「オ・ユジンが最近60代の男からつきまとわれる被害を受け、男をストーカー犯罪処罰に関する法律違反、および虚偽事実摘示名誉棄損などの疑いで告訴した」と明らかにした。
なおオ・ユジンは、2009年1月13日生まれの15歳。2021年に放送された『トロット全国大会』で銅メダルを獲得し、一躍有名人となった。
その後の2022年7月に現在の所属事務所と専属契約を交わし、トロット歌手としての本格的な活動を開始。現在は『ミス・トロット3』に出演中だ。
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