“10代ママ姉妹”がテレビに出演し、残念な近況を伝えた。
2月28日に韓国で放送された『大人たちは知らない高校生ママパパ4』（原題、MBN）最新回には、第3回に登場したチェ・ミギョンと、その妹チェ・ボヒョン出演し、現在の悩みを打ち明けた。
姉のチェ・ミギョンに続いて出演することとなった妹のチェ・ボヒョンは、16歳で妊娠し、17歳で出産することになった波乱万丈な人生を、再現ドラマを通じて打ち明けた。
チェ・ボヒョンは幼い頃、大きな交通事故に遭い、数年後に両親が離婚して父親の下で育ったという。成績も良く模範的な学生だったが、強圧的な父親から逃れたい一心で、小学校時代にSNSで親しくなった男性と遠距離カップルとなった。
毎週末、チェ・ボヒョンに会うため長距離移動を重ねてきた彼氏は、家庭内暴力に耐えられず家出し、チェ・ボヒョンが住む町でホームレスになった。チェ・ボヒョンはそんな彼氏を自身の家に密かに招くなど、“秘密恋愛”をしてきた。
そうするうちに、チェ・ボヒョンは高校進学問題で父親とぶつかり、うつ病がますますひどくなってしまう。「父親から逃れるためには家庭を作らなければならないと思い、彼氏と妊娠を計画した」と明かしたチェ・ボヒョン。続いて「妊娠後、お金がなくて砂糖を食べながら耐えていたところ、ついに妊娠を知った父親からは、“子供を産みたければ彼氏と別れなさい”と勧められた」とし、「子どもと彼氏の両方を諦めることができなかったので、母親の家で暮らすことになった」と話した。
その後、無事出産したチェ・ボヒョンは母親の家で夫、子どもと暮らしている。父親に見つからないよう、あまり外出せず生活していたが、チェ・ボヒョンが夫と暮らしているという事実を知った父親は激怒し、母親の家を訪ねてきてドアを荒々しく叩いた。
再現ドラマが終わると、姉妹がスタジオに登場。チェ・ボヒョンは「前回の放送（姉の出演回）を通じて、子供の父親と暮らしているという状況が父親に知られたが、放送後に父親と完全に連絡が切れた」と事実上の絶縁を告白し、現在は姉との生活を公開した。
母親と暮らしていたチェ・ボヒョンは最近、チェ・ミギョンの家で“共同育児”をしているという。チェ・ミギョンの3歳の息子とチェ・ボヒョンの生後10カ月の娘は仲良く過ごしているが、チェ・ミギョンの体調が急激に悪化。あと後で分かったことだが、チェ・ミギョンが2人目の子どもを妊娠し、7月に出産するというのだ。
「（出張が多い）夫と久しぶりに会い、子供ができた」というチェ・ミギョンは以降、産婦人科で検診を受けたが、ずっと不安な表情をしていた。というのも、「15歳で最初の子どもを流産したあと、昨年10月に双子を妊娠したが、一人はダメだった」として、流産のトラウマを抱えていると打ち明けたのだった。
その後もチェ・ミギョンは、「無事に出産できるか心配だ」と不安を拭えず、他の地域で仕事をする夫の不在による寂しさまで重なり、憂鬱になってしまう。幸い、学校から帰宅したチェ・ボヒョンは苦しんでいる姉の代わりに娘と甥の面倒を見ながら家事もこなした。
それでも寂しさと不安から逃れられないチェ・ミギョンの姿に、スタジオの出演者たちは「こんな時は実家の母親の助けを受ければ良いのに…」と残念がった。直後、チェ・ミギョンは番組スタッフとのインタビューで、「実家の母親の胃がんが再発し、助けてもらえない」と明かした。続いて、「初めて流産した当時、母親にたくさんひどい行動をしたが、似たタイミングで母親のがんが再発し、とても申し訳なかった。すべてが私のせいのようだ」と涙を流した。
このように苦しい生活を送る姉妹は、番組スタッフの助けで心理相談センターを訪問することに。心理カウンセラーは2人に、「私の子供が成長した時、困難を母親に打ち明けることができないと考えるとどうだろうか」と反問し、「心を表現せずには真心を知ることができない。つらいことがあるほど母親に話をしなければならない」と助言した。
カウンセリングから帰宅した姉妹は、実家の母親に「私たちも今後はもっと努力するので、母親も幸せになってほしい」という手紙をしたためた。また、母親のために真心を込めた弁当を作り、手紙と一緒に送った。
「手紙と弁当を受け取った実家の母親からとても感謝され、気持ちが良いと話してくれた」として、安心した様子を見せた姉妹。MCのパク・ミソンは「2人とも心が優しいだけに、今後はよく生きて、今からでも孝行娘になることを願う」と温かい応援を送った。
（記事提供＝OSEN）
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