「生態系を破壊する」“ネット配信者”に転身する韓国ガールズグループの元メンバーたち…収入2億ウォン超えも

2024年02月28日 話題

“ネット配信者”に転身したガールズグループの元メンバーたちが注目を集めている。

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ガールズグループLOVELYZ出身のソ・ジスが突然、配信者としてデビューした。さらに彼女の初配信の収益が4時間で500万ウォン(約50万円)をはるかに超えたとも伝えられ、一部からは芸能人の配信者が「この業界の生態系を破壊する」という話まで出ている。

先立ってソ・ジスが「アフリカTV」の配信者(BJ)としてデビューした。「トゥジス」というチャンネルを開設し、生配信を通じてファンとコミュニケーションする時間を作ったのだ。

少し前までアイドルだったのに…

そもそもソ・ジスは2014年にガールズグループLOVELYZのメンバーとしてデビューした。しかしデビューを控えて、悪質なデマに苦しんだ過去がある。

ソ・ジス
(写真提供=OSEN)ソ・ジス

2015年5月、そのデマを流したA氏と未成年者B氏は虚偽事実流布罪で、罰金刑などを受けている。事件が終わったが、その間、LOVELYZはソ・ジスなしでデビューショーケースを開いて活動を始めた。

心身の安定を取り戻して練習に励んだソ・ジスは以降、グループに合流してLOVELYZとして活動を繰り広げた。だが、2021年の専属契約終了でグループは解散となった。

解散後、ソ・ジスはMYSTIC STORYと専属契約を締結。女優に転身し、2023年にもドラマ『復讐代行人2~模範タクシー~』に助演として出演したりした。

そんな彼女が突然、配信者としてデビューし、ファンを少なからず驚かせた。その理由についてソ・ジスは、「俳優という新しい道に向かっていたが、最近状況が良くなくて、自分が上手くできることのなかで何をすればいいか悩んだ」とし、「LOVELYZが上手くいったときも、いかないときもあった。大変なことも経験した立場で、私が幸せに放送し、私を好きな人たちが楽しく放送を見てほしい。初心を忘れない」と伝え、注目を集めた。

ソ・ジス
(画像=アフリカTV)ソ・ジス

各種オンラインコミュニティでは、ソ・ジスの配信者デビューに注目が集まり、彼女が4時間ほど配信した日の収入についても言及された。なんと550万ウォン(約55万円)を超えたという。月曜日、火曜日、水曜日に配信すると語ったソ・ジスに対して、一部のオンラインユーザーは「生態系の破壊者だ」と声を上げたほどだった。

5カ月間の収入が2億ウォン稼いだ人も

これまでもガールズグループ出身メンバーの配信者デビューは、たびたびあった。

一世を風靡したCRAYON POP出身のエリンも、所属事務所との専属契約が終了後、配信者に転身した。エリンは2012年にCRAYON POPのメンバーとしてデビューし、いわゆる「パパパ」ブームを巻き起こして愛された。

エリン
(写真提供=OSEN)エリン

しかし以降、CRAYON POPのメンバーたちは、第1世代アイドルのムン・ヒジュンと結婚したソユル以外は、大きな注目を集めることができなかった。だが配信者に転身したエリンの近況が伝えられ、5カ月間の収入が2億ウォン(約2000万円)に達するほど高いことで話題になったりした。

ガールズグループDIA出身のソミも配信者としてデビューしている。

彼女は2017年にDIAの新しいメンバーとして合流したが、2020年に発売された6thミニアルバム『Flower 4 Seasons』からDIAとしての活動をしなかった。その後、ソミは健康上の問題で専属契約を解約することになったと明らかにし、グループから脱退した。

配信者になったソミは、とある番組に出演した際、「メインコンテンツはコミュニケーション音楽放送だ。専属契約も終わり、私はもう芸能人ではない」とし、「一般人として星風船(有料アイテム、“投げ銭”のようなもの)をもらったらリアクションもして、大胆な衣装も着て、気さくに放送したりもする」と明らかにした。

ただ「アイドル出身という理由で多くの非難を受ける」とし、悪質な書き込みやデマによって精神科的な疾患を経験するほど苦しんでいた姿も見せた。また配信者をする前に、ショッピングモールのモデル、カフェのバイト、ビューティーモデルもしたと明らかにした。

ソミ
(写真提供=OSEN)ソミ

放送で一人娘だと明らかにしたソミは、「家庭の事情のために収入が必要だった状況。家の事情が難しかった。父親が5回ほど続けて事業を失敗した」とし、DIAとして活動しても手元に残るお金は0ウォンに近かったと言い、そんな状況でも両親から小遣いをもらって生活したと話した。家庭の事情から配信者になったという。

配信者としてデビューしたガールズグループ出身者に対して、オンライン上では「ファンと再び会うために様々な窓口を利用するのはいいことだろう」といった声もあるが、「衝撃的だ」という反応も。他にも「あまり否定的に見るな、裏に事情があるのだろう」「持っている才能をどうにか発揮したい気持ちだろう」などと、様々な意見が交わされている。

いずれにしても、もともとの知名度に加えて高いビジュアルまで備えたガールズグループ出身の配信者たちが、この業界の「生態系を壊す」ほどの大きな存在感を示し続けられるのか注目だ。

(記事提供=OSEN)

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