性犯罪容疑で裁判中に別の性犯罪で起訴された元K-POPアイドル(33)、検察が懲役7年求刑も実刑免れる

2024年02月01日 話題

性犯罪容疑で裁判中に再び似た犯行に及んだボーイズグループB.A.P出身のヒムチャン(33)が、1審で執行猶予を宣告された。

【写真】ヒムチャン、「汚名アイドル」の誕生

2月1日、ソウル西部地裁・刑事合議12部(クォン・ソンス部長判事)は、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反の容疑で起訴されたヒムチャンに、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。

検察は先の結審公判で、懲役7年を求刑していた。

3度の性犯罪疑惑

今回の宣告は、ヒムチャンにとって2度目と3度目の性犯罪容疑を併合したものだ。

ヒムチャン
(写真提供=OSEN)ヒムチャン

先立ってヒムチャンは、2018年7月に南楊州市のペンションで20代女性に強制わいせつ行為を働いた疑いが浮上。2019年4月に初裁判が行われた。

2021年の1審で懲役10カ月が宣告され、2023年2月の控訴審でも同刑が宣告されて法廷拘束された。その刑期は2023年12月に終わっている。

続いて2022年4月にソウル龍山区で、知人が運営する飲食店で女性2人の腰をつかむなど強制わいせつ行為に及び、再び起訴された。これはヒムチャンの2度目の性犯罪で、彼は当時、すべての容疑を認め、被害者女性2人にそれぞれ1000万ウォン(約100万円)ずつ渡して合意書を提出した。

2度目の強制わいせつ疑惑に対する公判中、3度目の強制わいせつが発覚。2022年5月にソウル某所で女性を強制わいせつして違法撮影し、犯行1カ月後にその写真と動画を被害者に送った疑いをかけられた。

2度目と3度目の疑惑が併合された今回の裁判で、検察は懲役7年を求刑したが、ヒムチャンには執行猶予が宣告された。

裁判所は「同種犯罪で裁判中だったにもかかわらず、また犯罪に及んだという点とファンの信頼を裏切ったという点で罪質が軽くない」としつつも、「被告人が犯行を認めて反省している点と被害者と合意した点などを参酌した」と量刑理由を説明した。

◇ヒムチャン プロフィール

1990年4月19日生まれ。2012年に6人組グループB.A.Pのメンバーとしてデビュー。B.A.Pは2018年8月にメンバー2人が脱退し、2019年には残ったメンバーたちと所属事務所の契約が終わり、事実上の解散となった。ヒムチャンはソロ歌手として2020年10月25日に新曲を発表している。

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